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第02回地域貢献ワークショップを開催しました

2022年2月28日(月)、北方地域社会研究所(RINC)の「3連続シリーズ:北海道科学大学の地域貢献ワークショップ(150分)」がオンライン開催されました。

 

3連続の全体キーワードは「地域貢献:ひとりの力とチームの総合力」です。

第02回目の今回は「現世代の私たちが地域文化を表現する・担う」がテーマです。

企画担当のメディアデザイン学科 道尾淳子准教授による全体説明と前回実施内容(第01回「DXへの警戒心を解く」)の振り返り、RINC所長 電気電子工学科 木村尚仁教授による開会のあいさつののち、ワークショップを以下の4部構成で進行しました。

 

第01回地域貢献ワークショップ「DXへの警戒心を解く」の様子はこちら

 

第1部ではRINC研究員3名による話題提供が行われました。

第2部では「miro」(共同作業のためのオンラインホワイトボード)を用いた参加者グループワーク、第3部では第2部での成果を共有する全体ディスカッション、第4部ではゲストグラフィッカーの出村沙代氏(株式会社たがやす代表)の話題提供が行われました。

また、今回も話題提供から全体ディスカッションまでが即座にグラフィカルに見える化される「グラフィックレコーディング」によって、参加者全員がワークショップのプロセス全体を俯瞰しながら、テーマに対する思考の位置付けを行いました。

 

下記は第1部でのRINC3名の話題提供時に、グラフィッカー出村氏によりライブ描写されたグラフィックボードです。

(左:人間社会学科 濱谷雅弘教授「手稲区・江差町・滝川市でのアクティブダ―ニングとまちづくりの実践」、中央:メディアデザイン学科 荏原小百合准教授「シベリア・サハの音楽文化と冬の暮らし」、右:メディアデザイン学科 小谷彰宏教授「北海道鉄道×メディアアーツ展、北海道新幹線×ファンタジーの創造性」)

 

グラフィッカー出村沙代氏によるRINC研究員3名の話題提供ボード(2022年2月28日時点)

※クリックで拡大

 

第2部のグループワークでは、ワークショップ参加者が各地で主催する地域貢献活動の現状や、「地域における文化・アートの表現の担い手」に対する課題について言語化しながら、グループ内で意見交換が行われました。

 

第3部の全体ディスカッションでは、ファシリテーター役のRINC研究員が各グループ成果を口頭で発表し、そこで言語化された内容が、さらにグラフィックで見える化されました。

 

 

 

第4部の出村氏の話題提供「みんなで、まだ見ぬ未来を描く技術~グラフィックファシリテーション」では、グラフィックレコーディングやグラフィックファシリテーションを含む「ビジュアルプラクティス」が、人々の対話の場面で、年齢や立場などに左右されない議論の本質に繋がること、また多様な個人に「安心感」を与える情報になることが、具体的な地域活性の事例とともに話されました。

 

今回の「地域貢献ワークショップ」は、次回、第03回「未来のために若者を巻き込む」で完結します。

最終回のワークショップでは、第01回「DXへの警戒心を解く」と今回第02回のワークショップ内容の振り返りも行いつつ、北海道科学大学の、あるいは、参加者それぞれが行う地域貢献の特徴とは一体何なのかを一緒に考えていきます。

この機会が、本学とすでに結ばれている地域連携の関係強化や、参加者間の新たな繋がりのきっかけになれば幸いです。

全3回アーカイブ映像は、参加者に限定して公開・共有予定です。

 

最終回の申込み締切は2022年3月6日(日)です。

関心のある方はぜひご参加ください。

参加申込はこちら

 

 

興味を持ったら・・・
北方地域社会研究所(RINC)