COOPERATION

北方地域社会研究所

研究所について

本学では、2015年4月1日、北海道を中心とした地域社会が抱える諸問題に対して、社会、経営、産業、文化、教育といった人文社会科学と工学との連携を軸とする分野横断型の研究拠点を形成し、自治体、企業、NPO法人などの各種団体との交流・連携を通して、地域の課題解決に向けた研究活動を推進することを目的に「地域社会創生研究所」を設立しました。2017年4月1日からは、地域社会の対象をより具体的に明示するため「北方地域社会研究所(RINC)」に名称変更し、活動しています。

研究活動のフレームワーク

本研究所は、北海道を中心とした地域社会が抱える諸問題を研究課題とする人文社会科学と工学との連携を軸に据えた分野横断型研究グループを形成し、各地域の自治体、企業、NPO法人等各種団体と協働して、地域社会の課題解決及び地方創生へ向けた研究活動を行います。現在日本の多くの地方自治体が直面しているコミュニティ再生及び地域活性化に関わる課題を中心に、人材育成、地域文化・観光、持続可能な社会システムに関する研究を推進していきます。また、自治体や企業、NPO法人など学外の各領域の専門家や実務者を研究員として招聘し、共同研究を展開することで、より緊密な域学連携研究を進展させ、研究成果を自治体に還元できる体制を整えて行きます。

重点項目

  • 本学の持つ教育資源や人的資源を活かした地域との連携教育や遠隔教育の可能性を追究し、地域社会振興に有為な人材育成に資する教育システムやコンテンツの開発を行います。
  • 地域社会に根ざした文化(歴史、伝統、くらし等)に関する情報収集、発掘作業、新たな価値の発見等、社会調査を通して地域文化の再評価や文化活動の活性化に資する研究活動を行います。
  • 健康・安全・環境等に配慮したまちづくりや産業創出に関する調査、研究を通して持続可能な地域社会システムや産業について提案していきます。

研究テーマ一覧

  • ICTを活用したSTEAM教育によるイノベーション人材育成と啓発活動のための研究
  • 歩く体験と地域文脈の継承・創造・発展に関する研究
  • 道南地域文化に関する研究
  • 北海道における在宅医療推進に関する研究
  • 北国の豊かな生活を創出に向けた道内各地域の課題・特性の把握と連携

研究員紹介

所長木村 尚仁電気電子工学科 教授
副所長坂井 俊文人間社会学科 准教授
副所長小谷 彰宏メディアデザイン学科 教授
研究員山下 美妃薬学科 教授
研究員道尾 淳子メディアデザイン学科 准教授
研究員荏原 小百合メディアデザイン学科 准教授
研究員髙村 茂人間社会学科 教授
学外研究員出口 寿久全学共通教育部 教授
学外研究員郡谷 寿英全学共通教育部 講師
学外研究員矢野 奨commono株式会社 代表取締役
学外研究員若菜 彩人commono株式会社
学外研究員嶋本 勇介tomonasu合同会社 代表

関連リンク

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