GRADUATE PROGRAM
専攻科
本専攻科では、学部教育で修得した看護学及び看護実践に関する専門的な知識や能力を基盤として一層深化させ、地域の健康課題を明確化し公衆衛生看護を展開する能力を身に付け、地域保健活動において中核的な役割を果たす保健師を養成します。
100%
公衆衛生看護学専攻科の就職率
※就職希望者に対する就職率です。
80.0%
20.0%
87.5%
12.5%
国家公務員共済組合連合会、虎の門病院、札幌市役所、標茶町役場、北斗市役所、北海道職員(保健師)
4年制大学を卒業した看護師免許取得者を対象にした保健師養成課程です。
本専攻科では、教育課程の編成及び実施の方針のもと、体系的に教育課程を編成する観点から履修の順序に配慮し、授業科目を設定しています。
「専門基礎科目」及び「専門科目」はすべて必修科目とし、各科目群における教育目標に応じた授業科目を配置することにより、公衆衛生看護学実践に必要となる理論や知識と応用力及び実践力を身につけることが可能です。
実験法、質問紙法、フィールドワーク、インタビュー法などの実践的研究法を学習し、公衆衛生看護学実習で体験する健康教育などを事例として、計画、実施、評価における一連のプロセスを実践的研究としてまとめ、学内で発表を行います。
実習場所:小樽市保健所、手稲区地域包括支援センター
公衆衛生看護活動における個人とその家族を対象にした「支援方法」を学修するために、高齢者と母子の事例への継続的な家庭訪問を実施し、個人と家族の看護過程について、継続的に展開する能力を修得します。また、個人とその家族が必要とする関係機関について見学し、機関の役割や機能を学習するとともに、地域包括ケアシステムや連携について検討し、保健師のケアコーディネーション能力を修得します。
実習場所:小樽市保健所、北海道江差保健所と管内市町村※
実習受け持ち地域の地域看護診断を行い、「地域を看護の対象として捉えて援助する能力」を学修するために、行政において展開されているさまざまな看護活動を体験し、公衆衛生看護活動の基本的な知識及び方法・技術を修得するとともに、保健師として地域を看る統合的な能力を修得します。さらに、関係機関や住民との連携や協働の場面を通して、ヘルスプロモーション活動について体験し、保健師として自律して実践できる統合的な能力を修得します。
本専攻科では、保健師国家試験受験資格のほか、保健師免許の取得後に「第1種衛生管理者(要申請)」と「養護教諭2種免許状(条件あり)」の取得が可能となります。
保健師資格取得者は、申請することにより資格を取得できます。
保健師免許の取得者は「養護に関する科目」及び「教職に関する科目」の単位は不要となり、以下に示す各2単位の修得が条件で免許状が交付されます。なお、未修得の入学生は、学部配当科目の履修により修得可能です。
疫学Ⅰ、疫学Ⅱ、保健統計学、保健医療福祉行政論、保健医療福祉政策論
公衆衛生看護学概論、地域看護診断、地域看護診断演習、家族援助論、家族援助論演習、健康教育論、健康教育論演習、ライフサイクル別活動論、健康課題別活動論、コミュニティデザイン論、産業・学校保健活動論、公衆衛生看護管理論、実践的研究演習、継続支援実習、公衆衛生看護学実習
学費については以下ページでご確認ください。
学生募集要項をご希望の方は、本学入試広報センターまで電話またはメールでお問い合わせください。
TEL:0120-248-059(月曜~金曜(※本学休業日を除く)9:00~17:00)
メール:nyushi☆hus.ac.jp(送信の際、☆を半角の@に変えて送信してください)
公衆衛生看護学専攻科では、人材養成の目的及び地域保健を担う保健師に求められる専門的知識や能力を兼ね備え、所定の単位を修得した学生に保健師国家試験受験資格を付与し、修了証書を授与する。
公衆衛生看護学専攻科では、修了証書授与方針に掲げた公衆衛生看護を実践する能力を有する保健師を育成するため、以下のとおり教育課程の編成及び実施の方針を定めます。
公衆衛生看護学専攻科では、地域保健活動において中核的な役割を果たす保健師を養成します。 そのために以下のような資質・能力・意欲を持った学生を受け入れます。