本学学生が第62回日本生体医工学会北海道支部大会で受賞しました

2023年10月21日(土)に開催された、第62回日本生体医工学会北海道支部大会にて臨床工学科 修士1年 大友 玲奈さんが研究奨励賞を受賞しました。

昨年の研究テーマ「脱気ポンプにおける金属腐食の有無が透析液ラインの熱水消毒に与える影響」との違いとしましては、実験回数を重ねるたことで結果の信憑性を得ることと、統計学的に比較する際に実験回数が多いほど有効である結果となるため、実験回数を増やし発表を行いました。
実験回数を増やしたことで、金属腐食によって細菌汚染が統計学的に有意であることも示すことができました。
また、洗浄消毒前の被験金属部品の細菌汚染状況を検証することで、本当に細菌汚染されているかどうかについても検証しました。
こちらでは統計学的に比較できる量の実験を行えなかったのですが、金属腐食があることで細菌汚染が助長されていることを確認することができました。
改めて、熱水消毒方法がデッドスペースの多いポンプの消毒に有効であることを示すことができました。