GRADUATE SCHOOL

機械工学専攻(修士)

工学研究科

人材養成の目的

  • 平成27年4月、機械システム工学専攻(修士)から機械工学専攻(修士)へ名称変更
  • 平成28年度より機械システム工学専攻(博士)は募集停止

熱流体工学、固体力学、材料・加工、制御工学の分野における高度で深い機械工学の学識を身につけ、さらに自らの得意領域における研究テーマに創造的なアプローチで取り組むことで、実社会で要求される機械工学関連の諸問題を解決できる能力を有する高度専門技術者、また知識基盤社会をリードする高度で知的な素養と社会性を備えた技術者、及び研究機関や大学等における研究者の養成を目的とする。

ディプロマ・ポリシー (修了証書授与方針)

機械工学専攻では、別に定める修了要件を満たした学生に修士(工学)の学位を授与し、以下の知識、能力、態度が身についていることを保証します。

  1. 熱流体工学、固体力学、材料・加工、制御工学のいずれかの分野に関する高度に専門化された知識を駆使して研究を進めることができる。
  2. 機械工学とその周辺領域の問題解決にあたり自らの知識に基づく判断ができる。
  3. 広い分野の知識を統合して、機械工学の特定の問題に対する解決策を示すことができる。
  4. 予測不能で複雑な問題に対して独自の戦略的アプローチで取り組もうとする態度を身につけている。
  5. 専門領域に関する問題解決のためのチームとしての取りまとめやその達成度の検証ができる。

カリキュラム・ポリシー (教育課程編成・実施の方針)

機械工学専攻では、専攻の人材養成に関する目的を達成するため次の方針に沿って教育を行います。

  1. 学士課程で培った基礎能力を発展し、得意分野をさらに掘り下げる高度な専門的教育を受けるとともに視野を広げバランスのとれた隣接分野の知識を得ることができます。
  2. 研究を通じた教育や実践により、研究推進能力、研究成果の論理的な表現能力、論文発表能力、外国語文献調査能力を養うことができます。

アドミッション・ポリシー (入学者受入方針)

1.基本方針

機械工学専攻修士課程では、熱流体工学、固体力学、材料・加工、制御工学の分野における高度で深い機械工学の学識を身につけ、さらに自らの得意領域における研究テーマに創造的なアプローチで取り組むことで、実社会で要求される機械工学関連の諸問題を解決できる能力を有する高度専門技術者、また知識基盤社会をリードする高度で知的な素養と社会性を備えた技術者、および研究機関や大学等における研究者を養成します。
そのために、以下のような資質・能力・意欲を持った学生を受け入れます。

2.求める人材像と学力の3要素

記号(◎,○,△)は重要度の順序を表しています。

自ら形成した得意分野を持ち、新たな課題を発見し 解決して行こうとする研究意欲のある人
知識、技能
思考力、判断力、表現力
主体性、多様性、協働性
社会の新たな要求に対応できる知識・能力を 身につけたいという強い意欲を持つ社会人
知識、技能
思考力、判断力、表現力
主体性、多様性、協働性
専門知識と基礎的な研究能力を生かして 新しい研究分野を先導する意欲のある人
知識、技能
思考力、判断力、表現力
主体性、多様性、協働性
專門分野の知識に基づいて自分の考えを 的確に表現し、他者と協働できる人
知識、技能
思考力、判断力、表現力
主体性、多様性、協働性

3.学力の3要素と求める学習成果

1. 知識・技能

  • 学力試験
  • 成績証明書
  • 推薦書
  • 業務経歴書
  • 口述試験

2. 思考力・判断力・表現力

  • 学力試験
  • 小論文
  • 面接
  • 成績証明書
  • 研究計画書
  • 口述試験

3. 主体性・多様性・協働性

  • 小論文
  • 面接
  • 推薦書
  • 研究計画書
  • 口述試験

4.求める学習成果と入学者選抜方法

記号(◎,○,△)は重要度の順序を表しています。

推薦入試

  • 面接・成績証明書
  • 推薦書

一般入試

  • 学力試験
  • 面接・成績証明書

社会人入試

  • 小論文・口述試験
  • 研究計画書
  • 業務経歴書

5.入学前に習得すべき内容・水準

  • 機械工学及びその基礎となる物理学、数学に関する学部レベルの専門基礎知識
  • 学術論文を読み解くために必要な英語読解力
  • 熱流体工学、固体力学、材料・加工、制御工学のいずれかの分野における学部レベルの専門知識
  • データ処理、論文作成に必要なコンピュータリテラシー