薬学科では、基本教育科目、薬学関連科目、薬学専門科目の有機的な結合によって、薬剤師としての専門能力と専攻分野を通じて学士力を培うことを目指したカリキュラムを設計しています。このことを明確にするために、ディプロマ・ポリシーの各項目を達成するために必要な授業科目の流れを「カリキュラムフロー」に示し、各授業科目と到達目標の関連性については「到達目標と授業科目の対応表」としてまとめています。また、教員団はその組織的関与により、常にカリキュラムの点検評価、及び改善を行います。学修成果やカリキュラムの点検評価の方針をアセスメント・ポリシーとしてまとめています。
- 豊かな人間性及び幅広い教養を身につけるための基盤能力、学修スキル、コミュニケーション力を培う薬学準備教育科目を配置します。
- 「薬学教育モデル・コアカリキュラム」に準拠し、これに薬学部薬学科の独自科目を配置します。
- 基盤能力と医療人育成に関連する科目を体系的、効率的に理解できるよう配置します。
- 適切な薬物療法を実践するために、最新かつ高度な知識及び技能を学ぶ科目を配置します。
- 医療現場における課題をチームとして対応する能力を身につけるために、統合型学習やグループ学習を導入します。
- 他の医療関係職種と連携し、地域医療に貢献する薬剤師を育成するため、地域での体験型学習に取り組みます。
- 教育目的達成度調査結果、学生調査などに基づくポートフォリオ面談を行い、学生個々の学習成果とコンピテンシーについて長期的なルーブリックを用いた形成的評価を行います。
- 1 年次から6 年次までに修得した知識・技能・態度の到達度と獲得したコンピテンシーについて「アドバンスト演習」、「卒業研究」、「総合演習Ⅱ」により総括的評価を行います。