不便はあっても、『不自由』ではない!障がい者スポーツを考えよう。ひらめき☆ときめきサイエンスを実施しました。
2021年7月10日(土)、小学5、6年生を対象に、「ひらめき☆ときめきサイエンス」として、義肢装具学科 野村 知広准教授による「手足はなくても登れる⁉走れる⁉障がい者スポーツを支える道具を開発しよう!」を開催しました。
「ひらめき☆ときめきサイエンス」とは、日本学術振興会からの委託を受け本学が主催し、現在活躍している研究者が大学等での最先端の研究成果を小・中学生や高校生に体験・実験・講演を通じて分かりやすく紹介し、見る・聞く・触れることで科学の興味深さやおもしろさを感じてもらうものです。
今回は新型コロナウイルス感染症の防止対策として定員の大幅減、都度の換気、手指消毒、マスク着用を徹底し開催いたしました。
「障がい者スポーツを支える道具を開発」をテーマの今回は、右手を失ったパラアスリート、前田さんの講演を交え、実際のパラスポーツ体験を行うことで「パラスポーツを楽しむ人の気持ち」「パラスポーツ使用者の気持ち」を体感した後、ボルタリング用の義手の製作を行いました。
当たり前にできていたことが突然できなくなること、また、そんな障がい者の方の挑戦を支えるのが、義肢装具士の仕事であること。参加者のみなさんも今回の体験を通して、心を大きく動かされたのではないでしょうか。
ひらめき☆ときめきサイエンスは、まだまだ続きます。
夏の講座は満員のため、お申込が終了したものもありますが、秋講座の申込につきましては、今後募集を行いますので、案内をお待ちください。
今年度の実施予定については、こちらをご覧ください。
https://www.hus.ac.jp/hit_topics/2021/06/202106284579.html
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
義肢装具学科 野村知広先生 |
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