2020年7月1日
【特集 遠隔授業】臨床工学科 ~大学→学生←自宅。 実習を両輪で支える~
本学では5月11日(月)より遠隔授業を実施しています。
本稿では本学の特色ある遠隔授業について紹介します。
今回は臨床工学科の紹介です。
臨床工学科は国家資格臨床工学技士の取得を目指す学科です。
臨床工学技士は透析装置などの医療機器を扱う資格で、本来であれば、大学の実習室で医療機器に触れながら実習を行います。
臨床工学科の遠隔授業では、1、教員が自宅から医療機器の解説を、2、大学の実習室から医療機器の操作を、それぞれオンラインで生配信しています。
まず授業で扱う医療機器について、非常勤の黒田 聡先生が自宅から解説し、学生の質問に直接答えます。
続いて実際の医療機器の操作について、中村 実助教と、相川 武司助教が、実機を使って操作方法を説明します。
今回は3台のカメラを使い、教員の手元や機器の画面等を撮影し、学生に伝わりやすいように工夫されていました。
臨床工学科では対面授業が再開した後も、感染予防のため学生には複数の教室に分かれてもらい、医療機器の操作について同様の方法で各教室に配信する予定です。
臨床工学科 中村 実先生 相川 武司先生 |
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