北海道科学大学メディアデザイン学科が「DTPデザイン」の学外授業で「ふじまつり」を取材しました。
前田森林公園で開催された 「ふじまつり」
地域の特色を生かした地域イベントの実践者に授業協力を依頼する、メディアデザイン学科ビジュアルデザイン系科目「DTPデザイン」。
第9回授業となる2023年6月4日(日)は、テーマA「前田森林公園/都市公園とボランティア活動」 を選択する学生たちが、前田森林公園で開催された「ふじまつり」を取材しました。
当日の天気は生憎の雨のち曇り予報
早朝は清々しい青空でした。広大な園内は、藤の花の甘い香りに包まれ、展望ラウンジ、大パーゴラ、サンクガーデンの景色に薄紫の帯が映えています。
同公園指定管理者の札幌市公園緑化協会、公園ボランティアの前田森林公園凸凹クラブ他、まつりを運営する有志の皆さまによるイベント設営も無事に行われました。


10時のお祭りスタートが迫るにつれ、怪しくなる雲行き。凸凹クラブ代表・石田哲也さんの「雨に負けないぞー。」の一声で学生取材班含むスタッフ皆さんの士気も高まり、各種プログラムには続々と地域の方がやってきました。
学生たちは、北海道には自生していない藤が、札幌市の公園としてここ前田森林公園の特徴のある花に選ばれていることや、マメ科フジ属のその他の植物についても、同クラブが開催する「自然観察会」の特別回として学ぶことができました。
ワークショップ
同公園で剪定された藤のツルを使ったリースづくり、手稲区内の公園で採取された松ぼっくりやドライフラワーなどを飾るワークショップにも参加。
多くの家族連れと一緒になって、参加者視点の取材活動を行いました。目で見るだけでなく、植物を分解して、感触を確かめて、理解を深めました。






輪投げ体験
剪定された木々を使った輪投げの体験も。藤のツルで作られた輪っかは、どこに飛んでいくのかわからないので、何度チャレンジしても杭をとらえられません。


シャボン玉コーナー
毎年、一番子どもたちで賑わうのは、札幌手稲子ども劇場さんによるシャボン玉コーナーです。
特製のシャボン液と輪っかを使って、巨大シャボン玉作りに熱中します。巨大なシャボン玉がふわふわと舞い上がると歓声があがります。
学生もチャレンジさせてもらいました。


スマートボールコーナー
お祭りと言えば、レトロな遊び。スマートボールコーナーも人気です。札幌市内各所の公園職員さんが業務の合間を見て手作りされた台とのことです。
手稲区のマスコットキャラクターていぬくんをあしらったものも。子どもたちが遊びに集中できるように、台の製作も改良が重ねられているとのことです。


ポツポツの雨予報は、冷たい土砂降りの雨へ。それでも雨の隙をぬって、毎年このお祭りを楽しみにしている地域の方で賑わいました。
地域の皆さま、スタッフの皆さま、大変お疲れ様でした。本学の取材活動にもご理解・ご協力いただき、感謝申し上げます。
次回は、テーマB「SAPPORO☆テイネトレイル/地域イベントとボランティア活動/コンセプトカフェ」 を選択した別の学生チームが6月11日、手稲山にて取材活動を行います。
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