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お知らせ

第25回日本腎不全看護学会において本学大学院生が大会長賞を受賞しました

2022年10月15日(土)、16日(日)、名古屋で行われた「第25回日本腎不全看護学会学術集会」において、大学院保健医療学研究科看護学専攻2年の熊倉有穂さんが、大会長賞を受賞し、大会長賞口演を行いました。

熊倉有穂さんにお話しを伺いました

  • 演題名:「わが国と諸外国の長期型透析用カテーテルに使用される消毒剤の実態とガイドラインの変遷に関する文献検討」
  • 発表者:○熊倉 有穂、秋原 志穂

研究テーマを選んだ理由

看護師として働く中で、近年、透析患者が増えてきていること、また透析患者の血液透析用カテーテル管理時の感染管理が不明瞭な状況があったことから、看護現場における消毒剤の使用状況や感染管理の状況を調査することをテーマとしました。

この研究では、指導教員である秋原志穂教授からのアドバイスを受け、日本の現状と海外の現状を比較検討し、日本における透析用カテーテルにおける感染管理の課題を明らかにしました。

今後の目標

修士論文では、日本国内の透析施設で実際に看護師が行っている透析用カテーテルの感染管理の現状と感染の発生頻度の調査を行う予定です。
最終的な大きな目標は、「透析用カテーテルの有効な感染管理を確立させることです」と話してくれました。

熊倉さんは、本学の看護学科を卒業後、病院勤務を経て現在は、看護師として働きながら本学大学院で学んでいます。
このたびの受賞、本当におめでとうございます。
今後の更なる活躍を期待しています。