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北海道科学大学メディアデザイン学科が「DTPデザイン」の学外授業で「SAPPORO★テイネトレイル 2023」を取材しました。

手稲山麓で開催された「SAPPORO★テイネトレイル 2023」

地域の特色を生かした地域イベントの実践者に授業協力を依頼する、メディアデザイン学科ビジュアルデザイン系科目「DTPデザイン」。

第9回授業・その2となる2023年6月11日(日)は、テーマB「SAPPORO☆テイネトレイル/地域イベントとボランティア活動/コンセプトカフェ」 を選択する学生18名が、手稲山麓で開催された「SAPPORO★テイネトレイル 2023」を取材しました。

トレイルランニング(トレラン)とは山岳マラソンのことで、手稲山では第6回大会となる2023年は、過去最多のランナー数、小学生から70代までの約1,100名が参加しました。当日は天候にも恵まれ、トレラン大会を楽しむ人だけでなく、登山を楽しむ多くの人の姿がありました。大都市・札幌に隣接する豊かな自然環境を体感する一日になりました。

学生は当日、3チームに分かれ、①大会ボランティア活動に実際に加わりながら取材を行う、②大会ベースであるオリンピアスキーセンターにて当授業の展示ブースを担いながら取材を行う、③広大な開催地を移動しながら写真や動画撮影するなどしました。

①大会ボランティア活動に実際に加わりながらの取材

年々大規模になっていくトレラン大会にも、地域ボランティアの存在が欠かせません。今回は、朝一番のボランティア活動に合流とはいきませんでしたが、学生たちも朝7時30分から活動の一端を担いました。ランナーを支えるエイドステーション各所で水分補給やエネルギー補給を促したり、他方では、ゴール付近にて完走した選手たちのシューズからランナーズチップを回収するなどしました。

また、この大会の4コース、エキスパート(約50キロ)、ロング(約34キロ)、ミドル(約16キロ)、ショート(約5キロ)の各表彰式を一緒に盛り上げるなどしました。

3ヶ所あるエイドステーションのうち、手稲山山頂を三往復もする鉄人コース(エキスパート)を担当した学生は「山のアップダウンを長距離走っているはずの選手たちが、皆、笑顔で立ち寄ってくれるのがすごい」と驚いていました。

②大会ベースであるオリンピアスキーセンターにて当授業の展示ブースを担いながらの取材

当授業としてテイネトレイル本大会に参画するのは2年目ですが、本学と大会との関わりは、それ以前の2019年度からあり、卒業生や上級生の成果含め、大会参加者の多くの目に、メディアデザイン学科の授業や、本学100周年記念事業の一環である「手稲山の記念ウォークイベント」など活動を知っていただく機会になりました。

③広大な開催地を移動しながらの写真や動画撮影

当日は、地域のアウトドアイベントの効果的な写真撮影技法を卒業研究テーマとする学科4年生も加わり、ランナーと手稲の自然の瞬間瞬間をおさめるフォトグラファー班も活躍しました。ガレ場と呼ばれる長距離の岩場を這い上がってくるランナーの表情をおさめたり、声援を贈りながら笑顔を引き出したりしました。ランナーの中には、今回の授業協力者・被写体役で34キロに初挑戦の上級生の姿も無事、確認できました。「先輩、すごい!いい表情!」

2年前、入学したばかりの大学1年生の時、手稲山の記念ウォークイベントが初登山の経験となった学生たちは、「あの登山の強烈な経験で、私たち、一気に仲良くなったよね。」と懐かしそうに思い出し、「また、この秋も登るしね・・・。先輩たちも一緒だしね・・・」と苦笑いしました。

6月4日に既に取材活動を終えたチームAとともに、DTPデザインの授業ではいよいよ、オリジナル雑誌を想定した特集ページの制作に入っていきます。

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