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メディアデザイン学科 趙 領逸 教授の取り組みが札幌国際芸術祭ホームページにて紹介されています

本学メディアデザイン学科のクリエイティブ分野を担当する教員らが中心となって企画・運営した展示企画が、札幌国際芸術祭(SIAF)プレイベントの連携プロジェクト「みんなでウパㇱテ!!」として採用され、2025年2月に実施されました。
この取り組みに関連して、趙 領逸 教授のコメントが札幌国際芸術祭の公式ホームページに掲載されています。

札幌国際芸術祭プレイベント「みんなでウパㇱテ!!」

札幌国際芸術祭(SIAF)が呼びかける「みんなでウパㇱテ!!」は2024年から札幌市内で開催しており、毎年1〜2月に開催される冬のアートイベントをまとめて楽しむプログラムです。
アイヌ語の「雪=ウパㇱ」に由来するこの言葉には、「未来に向けて走り出してみる、互いに気づきあってみる」という意味が込められています。札幌市内中心部から郊外まで、約30ヶ所の会場で開催される個性豊かなアートイベントが企画されています。

本プロジェクトでは、メディアデザイン学科のクリエイティブ分野を担当する教員らと、趙研究室に所属するゼミ生たちが協力し、
地域や来場者との対話を重視したアート体験の設計・展示・運営に主体的に取り組みました。実際にJR手稲駅では学生による作品展示も行われ、日常空間におけるアートの可能性を広く伝える貴重な機会となりました。

趙教授は、「メディアデザイン学科では、単にスキルを身につけるだけでなく、それをどのように社会に向けて発信していくかを実践的に学ぶことを大切にしています。今回のように多くの方々に学生の表現が届いたことを非常にうれしく思います。」と述べています。

さらに、「私はオーストリアのリンツという都市で開かれる Ars Electronica(アルスエレクトロニカ)に大きな影響を受けており、札幌市でも大学組織との連携を強めることで、社会とつながるアートの新しい場を生み出していけたら」と語り、教育と地域社会が連携する芸術文化活動の可能性に期待を寄せています。

Ars Electronica(アルスエレクトロニカ)は、オーストリア・リンツ市で開催される、アートとテクノロジーの融合をテーマとした国際的なメディア芸術祭です。

札幌国際芸術祭(SIAF)もまた、市民との対話や地域の多様性を重視した芸術祭として展開されており、趙教授の取り組みは、こうした国際的な潮流と札幌という地域性を結びつける実践のひとつといえるでしょう。

「みんなでウパㇱテ!!」は、SIAFが呼びかける冬季アート連携プログラムで、札幌市内各地にて2024年から毎年1〜2月に開催されています。アイヌ語で「雪」を意味する「ウパㇱ」には、「未来に向けて走り出す」「互いに気づき合う」といった意味が込められており、市内中心部から郊外まで約30か所で、多様で個性豊かなアートイベントが同時期に展開されています。

こうした取り組みを通じて、大学・地域・芸術文化が互いに関わり合いながら、学びと創造の新たなかたちが少しずつ育まれています。