高校生が大学の授業を先取りする北海道初の取り組み、コンカレントプログラムが始まりました

北海道科学大学高校生が北海道科学大学の授業を先取りして履修する、コンカレントプログラムがスタートしました。
2024年9月2日、コンカレントプログラムのスタートとして、コンカレントプログラム開始式が行われました。
2025年度に入学を予定している高校3年生108名は、期待と不安が入り混じるなか、北海道科学大学高校の橋本校長と、北海道科学大学の真田副学長からの激励の言葉に耳を傾けていました。
そもそもコンカレントプログラムとは?
「コンカレントプログラム」とは、北海道科学大学に進学する北海道科学大学高校生が、高校3年後期に大学1年後期の授業を履修するプログラムです。
コンカレントプログラム中に修得した単位は、大学と高校で相互に認定されるため、大学入学後の1年後期に授業のない時間(ギャップターム)を手に入れることができることがメリットの一つです。


橋本校長からは、まずはじめに、コンカレントプログラムに挑戦してくれた高校生に対して感謝の言葉が述べられました。
3月まで高校生と大学生という「二足の草鞋を履く」ことになることから、大学生としての自覚を持ってほしいということと、たとえ単位が修得できなくとも、諦めずに最後までやり抜くことが自身の糧となるということが伝えられました。
また、真田副学長からは、大学の授業の中でも特に専門科目は難しく感じるかもしれないが、大学の学びの難しさの中に楽しさを見つけてほしいこと、楽しさを感じることが出来るかどうかは自分次第でもあるということが伝えられました。

コンカレントプログラム事前ガイダンスは9月6日までの日程で、英語プレイスメントテストや、大学の授業を受けるために必要なスキルを身に着けるアカデミックスキル講座を行います。
その後、後期始講となる9月17日から、大学生と一緒に授業を受講することになります。
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