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本学薬学科の若命浩二准教授が研究開発に協力した製品「教授の青汁」が大丸札幌店で販売されます

本学薬学科の若命浩二准教授が株式会社ナチュレ・ホールディングス(大阪)と共同で製品化を進めている「教授の青汁」が、2019年7月1日(月)より、大丸札幌店(札幌市中央区北5条西4丁目7)をはじめとする全国の百貨店で販売されます。

(画像は桑葉が入った製品サンプルです)

 

「教授の青汁」は、熊本県産桑葉を使用した粉末青汁で、若命准教授は、もともと糖尿病に効果があることが知られていた桑葉の抗メタボリックシンドローム効果に着目し、肝臓の脂質代謝に関する遺伝子Lipin1の誘導効果を発見し論文化しました。

 

「教授の青汁」特設ページはこちら(外部サイトへ移動します)

 

また、同じく若命准教授と、株式会社粧薬研究所(札幌)との共同研究で生まれたウマプラセンタ成分「HPP-320」を活用したウマプラセンタ美容液「潤生」が、既に株式会社ビューケン(東京)より発売されています。

 

(画像はウマプラセンタ成分が入った製品サンプルです)

 

複数の酵素処理によって北海道産ウマプラセンタからペプチドを多く含む成分を抽出(アクティブペプチド製法)したものが「HPP-320」です。一般的なプラセンタ素材は、アミノ酸含有量が高いと言われていますが、この製法によってより多くの機能性を持つペプチドを得ることができ、これまでにない多様な効果が期待できます。

このプラセンタ成分「HPP-320」は化粧品に関する効果試験の結果、皮膚のハリやバリア機能を保つ可能性が考えられています。

 

これらの研究は本学「+PITプロジェクト」の一環としても行われています。

「北海道、国産天然素材を用いた機能性素材開発の取り組み」として、天然素材の研究開発、製品化普及を通して人々の健康寿命の延伸を手助けすることを目指し、さらなる研究が進められています。

 

若命准教授の今後の研究にご期待ください。

 

 

■本研究に関する論文

1)Hironobu U,Ken-ichi K, Akifumi N, Keisuke S, Akira T, Hirofumi M, Takayuki N,Koji W. Global Liver Gene Expression Analysis on a Murine Hepatic Steatosis Model Treated with Mulberry (Morus alba L.) Leaf Powder. Anticancer Research. 38.4305-4311. (2018)

2)Koji W, Akifumi N, Keiske S, Ken-ichi K, Teruo M. Application of horse-derived placental peptides in cosmetics. Advanced Materials Science.4:1-6. (2019).

 

■若命浩二准教授プロフィール

1993年 北海道薬科大学大学院 薬学研究科 修士課程 修了

1994年 株式会社アミノアップ化学 生物化学研究部

2000年 博士(医学)取得【獨協医科大学】

2006年 米国テキサス州立大学 ヒューストン校ヘルスサイエンスセンター 医学部外科学 研究員

2014年 北海道薬科大学 准教授

     (2018年、北海道薬科大学は北海道科学大学と統合、北海道科学大学薬学部へ)

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若命浩二先生 薬学科