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本学薬学科 山 佳織助教による「レビー小体型認知症」の早期発見・早期治療を目指した治療法の開発・研究が進められています

本学薬学科の山 佳織助教による研究「レビー小体型認知症における病態・薬物治療に関連する遺伝学的・生化学的背景の解明:公益財団法人 臨床薬理研究振興財団」の研究が進められています。

 

本研究では、「レビー小体型認知症」の適切な薬物治療と早期発見・早期治療法の開発を目指しています。

 

レビー小体型認知症は、パーキンソン症状や幻覚妄想を呈し、家庭内での介護や施設への入居が余儀なくされています。2025年には日本の認知症患者数は700万人に上り、65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症になると言われています。

しかし、その病態形成や進行過程は未だ不明な点が多く、診断を受けた時には既に病態が進行していることも少なくありません。

また、治療薬においても治療効果及び副作用発現には個人差があるうえ、根本的な治療には至っていないため、慎重な薬物療法が求められています。

 

本研究では、①現在の薬物による治療効果を最大限に得ること、②根治を目指した新規薬物治療法の開発、③早期発見・早期治療法の開発を目指しています。

 

山助教の研究にぜひご期待ください。

興味を持ったら・・・
山 佳織先生 薬学部