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北海道科学大学と曙図書館との合同講演会が開催されました

平成30年11月3日(土・祝)、曙図書館において、北海道科学大学と曙図書館との合同講演会が開催されました。

 

本講演会は秋の読書週間の特別行事として、地域住民と本学との連携及び図書館の利用促進を図ることを目的として毎年開催しています。

 

 

今回は、建築学科の千葉隆弘教授が「冬の安心・安全を考える。ー雪下ろしは本当に必要?-」というテーマで講演を行いました。

北海道では平年並みの積雪でも雪による人身事故が起きており、特に高齢者の雪下ろし中の事故の割合が多いことから、そもそも雪下ろしが必要なのかについて様々なデータを基に考察しました。

高齢化率の高い地域ほど雪下ろし中の死傷率が高くなる傾向が実証されていることや、北海道における木造住宅は積雪1mまでは安全に設計されているため、積雪が少ない時の雪下ろしは必要ないといったお話がありました。

 

質疑応答では積雪基準の測り方や雪下ろしをする動機について質問があがるなど、参加者の皆さんは熱心に受講されていました。

興味を持ったら・・・
千葉隆弘先生 建築学科