第1回病態・薬物治療フォローアップ講座を開催しました

平成30年10月13日(土)15時30分より、北海道科学大学サテライトキャンパスにおいて、今年度第1回目の病態・薬物治療フォローアップ講座を開催しました。受講者は会場受講14名、インターネット受講78名でした。

　

 

今回は「神経症」をテーマとし、東京医科大学病院の井上猛先生と秋山晋一先生に、医師、薬剤師それぞれの立場から講演していただきました。

前半は井上先生が、神経症(不安症)の中でも特にパニック症と社交不安症に関して、病態、診断と治療、SSRIやその他の薬剤の治療効果などについて医師の立場から概説しました。後半は秋山先生が、東京医科大学病院メンタル科病棟リエゾンチームにおける薬剤師の役割、向精神薬(SSRI、SNRI、ベンゾジアゼピン受容体作動薬)の作用機序と特徴、服薬指導のポイント、患者-医療者間のコミュニケーションの重要性などについて薬剤師の立場から解説しました。

 

薬剤師生涯学習センター　薬学部