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メディアデザイン学科の学生有志が「新通市場で乾杯!2017」の運営ボランティアを行いました

平成29年8月6日(日)、札幌市内で二番目に古い歴史を持つ商店街「新通市場(しんどおりいちば)」(札幌市中央区南10条西7丁目)の街づくりイベントに、メディアデザイン学科の学生有志21名が運営ボランティアとして参加しました。

 

新通市場は、商店街組合としてはすでに解散している旧商店街の呼び名で、街並みの全長は約120メートル、道幅の狭い中通りに酒屋や八百屋など個人商店が軒を連ね、昭和の時代には札幌の下町の代表格として繁栄しました。現在は空き店舗やシャッターが目立ち、札幌市中心部にありながら時が止まったかのような独特な場所です。その中でも老舗の専門店や新規店舗など数店が元気に営業を続けています。

 

今回のイベントは、メディアデザイン学科の道尾淳子講師もメンバーである「新通市場道端会議」が企画立案し、沿道住民に協力を仰いだことから実現したもので、昨年に引き続き2回目の開催となりました。「大人の七夕まつり」をテーマに、歩行者天国を半日限り復活させ、沿道の桜本商店にゆかりのある九州や離島の焼酎蔵元から自慢の品を集め、屋外に特設屋台を設置した時間限定の大試飲会を行い来場者と交流しました。

 

 

 

有志学生は事前準備で街のストーリーを学び、当日の設営から撤去まで、この街や人に思い入れのある約90名の運営ボランティアに交じり、日差しを痛いほど浴びながら550名を超える来場者を迎え入れ、昭和の情緒が残る街にとって久方ぶりとなる賑わいの時間を創出しました。

 

 

 

学生にとっては、人の姿で街が生き生きすることを実感した、貴重な体験になりました。

(本イベントは酒類提供イベントのため20歳以上の学生が参加しました)

 

興味を持ったら・・・
 道尾淳子先生 メディアデザイン学科