FACULTY
機械工学科
北海道自動車短期大学に在学していた当時、自動車についてより深く理解するためには、その基盤となる機械工学(材料や力学など)を学ぶ必要があると感じました。そこで、3年次に北海道工業大学(現:北海道科学大学)へ編入し、学びを深めることを決めました。
現在は、北海道開発局などから発注される「雪」に関する業務について、主に積算業務(入札額の算出や見積作成など)を担当しております。職種としては営業職に分類されます。
発注される業務の数に対して、実際に受注に至る案件はごくわずかです。
業務の発注から入札までは1〜2カ月ほどの期間があり、その間に提出書類の作成や、1円単位の精度が求められる積算業務を行います。そうした準備を経て、業務を無事に落札・受注できたときには、大きな達成感と喜びがあります。
また、「雪」は北海道にとって切っても切り離せない存在であり、そうした雪害に対する防雪対策に、間接的ではありますが自分の仕事が貢献できていることにも、大きなやりがいを感じています。
一番の学びは、ゼミ室での研究と生活でした。
編入学してから1年も経たないうちにゼミ室に配属され、正直なところ当初は常に頭に「?」が浮かび、不安な気持ちで日々を過ごしていました。しかし、個性的なゼミ室のメンバーと時には協力し、また一緒にバーベキューやスポーツを楽しみながら、充実した時間を過ごすことができたと思います。
さらに、このゼミで取り組んだ卒業論文の研究内容「融雪浸透水熱交換式空調システムに関する断熱材の性能評価」を通じて得た知識や経験が、現在の職場に巡り合うきっかけにもなったため、深く感謝しております。
学生時代から変わらず、カラオケや映画鑑賞、ゲームなどでリフレッシュしていますが、一番効果的なのはやはり家で猫と過ごす時間です。
現在は主に積算業務を担当しておりますが、今後は現場での調査作業にも携わることで、できる業務の幅を広げたいと考えています。そのため、まずは技術士補の資格取得を目指しています。
また、個人的な目標としては「家を購入する」ことです!
人生百年時代と言われる中、この記事を見てくださっている方の多くは、その1/5を迎えようとしています。
人生にはさまざまな道があり、時には大きな選択を迫られることもあるでしょう。
そんな時、自分で選び、経験したことはかけがえのない財産になります(もちろん、そうならないこともありますが…)。
失敗して後悔することがあっても、後々には笑い話に変わることもあります。
だからこそ、今を精一杯、できれば健康に、楽しく人生を歩んでいただきたいと願っています。
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