FACULTY
機械工学科
昔から物いじりが好きで、使わなくなったラジオなどを分解して遊んでいたので、ある程度物心がついた頃から、将来は機械関係の仕事がしたいと思っていました。
また、高校でも理系コースを選択し、進路を決める時期に工学系の大学を調べた際に、家からも通いやすく、大学名が北海道工業大学から北海道科学大学に変わる年で、施設も新しくなると聞いて面白そうだと思い、進学を決めました。
主に金融機関向けの特殊設備の施工管理です。
金融機関が新店舗を建てる際に、金庫設備や貸金庫システムなどの機器設置に関しての施工管理を行っています。
他にも、昨今ゲリラ豪雨などの浸水対策として話題が上がっている、防水板・防水扉等の施工管理も行っています。
大学時代の学びで一番役に立っていることは、レポート作成です。各授業のレポート作成や卒業論文で資料作成を行いましたが、そのレポート及び資料作成をする過程が仕事をする際に役立っています。
私の仕事は、現場作業の安全が第一であり、どの作業においても作業内容が記された作業要領書が必要となるため、書類作成の起承転結の書き方が身についていたこと、そのおかげで資料作成に時間をかけずに進められたことは、入社当時とても助かりました。
自分が納めた製品がお客様やインフラの支えになっていること。
私の扱う製品は、特殊オーダーが多いので設置作業がとても過酷になる現場もありますが、実際にお客様に引き渡した際に仕上がりを褒めていただいたときはとても報われた気持ちになりました。
また、災害の際に実際に納めた製品が機能して助かった話を聞くと、社会に貢献できたと感じ、やりがいを感じます。
技術を次世代に引き継いでいける人になりたいです。
今、難易度が高い現場は、主に先輩たちが担っているのですが、いずれ世代交代の時期がやってきます。
同じ仕事のやり方を続けているだけでは、現場対応ができる人員も不足するという危機感があります。
いま担当しているお客様のうち、銀行は実店舗が減少しているものの、セキュリティ面の強化はこれからも変わらず求められますし、新築ビルに限らず、災害対策として特殊扉の需要も増えています。
先輩たちの技術や知識を吸収しながら、自分自身もさらに経験を積んでいきたいと思います。
この記事をSNSでシェア