FACULTY
機械工学科
高校卒業後は自動車整備の専門学校へ進学しようと考えていましたが、高校の先生の勧めもあり大学進学も視野に入れるようになりました。大学について調べるうちに、自動車だけでなく他の機械分野にも興味が湧いてきたため大学進学を決めました。北海道科学大学に決めたのは、就職率がとても高く、授業の内容も魅力的だったからです。
主に特殊車両の設計をしています。日常ではあまり見かけませんが数十メートルもの大きな車両に関わることもあります。図面を書き、計画に携わることも増えてきました。車両一台を担当するにはまだ時間がかかりますが、少しずつできることを増やしています。不具合が出た際には製作現場に行き、コミュニケーションをとりながら進める仕事も多くあります。
普段の業務でCADを使っているので、学生時代に製図やCADの講義を受けられたことは役に立っています。また、材料力学の知識は入社してからも使う機会が多いです。さらに旋盤を使ったり溶接の体験をしたり、実習が充実していたおかげで実際にどのように製作しているのかイメージしながら設計できるようになりました。実習の経験は直接仕事にいきています。
この仕事を選んだのも、大学でCADや機械の学びを深め、設計をする仕事に就きたいと思うようになったからです。中でも除雪車やゲレンデ整備車など北海道に関わりの深い車両を作る会社を選びました。設計した車両の一部分が、実際の形になっているのを見るとやりがいを感じます。担当している車両が大きい分、完成したときの達成感も大きいです。
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