「高齢者元気サポート!」の第9回を開催しました
2019年8月22日(木)9時30分より、地域の健康を支える公開講座「高齢者元気サポート!」の第9回を開催しました。
「高齢者元気サポート!」は、看護学科の林裕子学科長が中心となり、2015年から継続して開催しているもので、各学科から合わせて20名余りの教職員及び60名以上の学生スタッフがタッグを組み、地域の方に健康情報を継続的に提供し、65歳以上の高齢者の元気をサポートする内容で、毎回100名以上の高齢者の方に参加していただいています。
第9回目の開催となる今回は、新規参加の方26名、継続参加の方114名、合計140名の参加となりました。
受講者の皆さんは、各々の健康に関する講座を聴講したり、身体機能測定ブースをまわりながら、普段聞けない身体の悩みを相談するなどして過ごしました。
その後、食堂(HITプラザ)では、教員が栄養バランスを考えた特別メニューの昼食を食べていただきました。
なお、この特別メニューの提供も、第1回から継続して行っています。
【実施内容】
①公開講座
[初回参加者対象]
『あなたの身体は大丈夫?~100歳まで元気で活動するために~』
講師:看護学科 松原三智子 教授
内容:老化、身体と心の変化、認知症
[継続参加者対象]
『生活習慣病と食事』
講師:看護学科 髙山望 准教授
内容:生活習慣病になりにくい食生活について
②身体機能測定
[ブース紹介]
○問診・血圧測定 ○身長・体重測定 ○腕・脚まわり測定
○立ち上がりの測定 ○3メートル歩行時間測定
○握力測定 ○バランス機能測定 ○あたまの元気 ○口の動き
③学食体験
看護学科 福良薫教授が考えた特別メニュー
「カロリー500Kcal、塩分3g、15品目の食材」
この公開講座は、本学の教員にとっては、地域の方の健康状態を継続的に捉える研究の一環として重要な位置づけとなっており、参加した多数の学生スタッフにとっては、実際にそれぞれのブースで測定を行うなどして、地域の方々と接する貴重な機会となっています。
また、参加者にとっても、毎回様々な「身体機能測定」を受けていただくことで、ご自分の健康状態を継続的に把握することが出来るようになっています。
北海道科学大学ではこの「高齢者元気サポート!」をはじめ、地域の方々と共に協働し、地域の発展に貢献できるよう、取り組んでまいります。
林裕子先生 松原三智子先生 福良薫先生 看護学科 |
この記事をSNSでシェア