人間社会学科が道南地域でフィールドワーク実習を行いました
平成30年12月6日(木)~8日(土)、人間社会学科社会学専攻の「フィールドワークⅡ」の授業で、3年生6名と引率教員2名(濱谷雅弘教授、梶谷崇教授)の8名で道南地域を訪問し、インタビュー活動を行いました。
人間社会学科では昨年度より第三セクター鉄道である道南いさりび鉄道の活動に注目して学んでいます。
道南いさりび鉄道は、平成28年3月の北海道新幹線開業と同時に並行在来線の旧江差線を引き継ぐ形で誕生しました。
同社は、道南地域密着型の独自の取り組みを展開して、その取り組みは全国的にも注目されています。
今回のフィールドワークの目的は、鉄道を盛り上げるために頑張っている方々にインタビューを行い、どのような思いを持ち、どのような将来像を描きながら活動をしているのか、夢や課題を聞き取ることです。
同社の企画営業課長の勝又康郎さんへのインタビューを始め、木古内町や北斗市を訪問して、地域応援団リーダーの方々に直接お話を伺いました。
鉄道会社と地域住民との距離がとても近く、対等な関係で互いに協力しあって小さなこと、できることから少しずつでもやっていこうという雰囲気が感じられました。
今後は沿線に桜を植樹するなどといった、いくつかのアイディアがすでにあるということです。
学生たちからは、インターネットで事前に調査を行なっていたが、直接お話を伺うとさらに深く関係者の思いや考えを知ることができたという意見も聞かれました。
また学生からも、盛り上げ策のアイディアを出すなどの意見交換もあり、会話も盛り上がりました。
今後、参加学生はインタビュー内容を文章化して報告書にまとめます。報告書は今回インタビューに応じてくださった方々へもお渡しする予定です。
濱谷雅弘先生 梶谷崇先生 人間社会学科 |
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