本学教員が車椅子用避難器具の開発を進めています
理学療法学科の宮坂智哉教授が、総務省消防庁の公募事業「消防防災科学技術研究推進制度」に採択されました。
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「消防防災科学技術研究推進制度」は、消防防災行政に係る課題解決や重要施策推進のための研究開発を委託する競争的資金制度です。
本制度において宮坂教授は、札幌市消防局、株式会社サンワと産官学連携し、車椅子に乗車した状態で階下への避難を可能とする器具の開発を進めていきます。
高齢者入所施設には、2階以上で生活されている車椅子利用者もいます。火災発生時に避難する場合、階段降下用の避難車では介助者による補助を必要とし、避難までに時間もかかります。
本研究開発では、より安価で軽量かつ堅牢な製品モデルの仕様を提示し開発を進め、認知症グループホーム等の施設へ導入・普及を目指します。
施設で生活されている方の安心・安全な生活を支援する宮坂教授の研究開発にぜひご注目ください。
本学では、今後より一層研究を推進し、社会貢献を目指していきます。
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| 宮坂智哉先生 |
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