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お知らせ

「大学見本市2023~イノベーション・ジャパン」への出展が決定しました

2023年8月24日(木)~25日(金)まで東京ビッグサイトにて開催される「大学見本市2023~イノベーション・ジャパン」に、本学から計2件の研究シーズが採択されました。

このイベントは、国立大学等から創出された研究成果の社会還元、技術移転を促進すること及び実用化に向けた産学連携のマッチング支援を実施することを目的として開催され、約300件の大学等の研究成果が一堂に集結する国内最大規模の産学マッチングイベントです。




※写真は2019年の対面開催時のもの(2020年~2022年はオンライン開催)

出展課題一覧はこちら↓
https://www.jst.go.jp/tt/fair/doc/2023/dm2023-seeds_exhibit-seeds.pdf



【出展分野:カーボンニュートラル・環境】

「電力不要で自律浮沈する水浄化粒子」 薬学部 薬学科 三原 義広 講師

アルギン酸ゲル粒子に微生物を内包すると、粒子は気泡を発生させつつ液面まで浮上し、さらに液面で気泡が消失すると沈降します。この粒子に吸着剤を内包すると、気泡を発生させながら浮上と沈降を繰り返す水質浄化材が開発できます。新しい水処理技術として、自律浮沈機能を有する水質浄化ゲル粒子による水処理技術について紹介します。

【出展分野:健康・医療】

「食品添加物成分を利用したアニサキス症予防用組成物」 薬学部 薬学科 丁野 純男 教授

出展者の専門であるドラッグデリバリー技術を用いて、アニサキス駆虫作用を有する食品添加物成分を含む「アニサキス症予防用組成物」を設計・創製しました。アニサキス症予防にドラッグデリバリーの概念を取り入れたことに新規性があり、また、食品添加物成分を用いたため、医薬のみならず飲食品分野への波及も期待できます。本組成物は、予防的な飲用により、消化管内に侵入したアニサキスを100%殺滅させたことから、先行特許文献でアニサキス駆虫作用を有するとしている「正露丸」よりも優れたアニサキス症予防効果を示しました。

本学は、地域社会の課題解決に資する研究を多数行っております。

産学連携についてのお問い合わせをお待ちしております。