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情報科学科 杉尾 信行准教授の論文が「IEEE Access」に掲載されました

この度、情報科学部情報科学科 杉尾 信行准教授による研究論文が、工学・コンピュータサイエンス分野の国際的なオープンアクセスジャーナルである 『IEEE Access』 に掲載されました。

近年の大規模言語モデル(LLM)の発展に伴い、AIが悪用されてマルウェア(悪意のあるソフトウェア)が作成されるリスクが懸念されています。これまでの研究では、AIの安全策を強引に突破する「ジェイルブレイク(脱獄)」という手法が注目されてきました。

本研究では「ジェイルブレイク」を一切使わず、通常の、規約に抵触しない対話のみでマルウェアの機能を生成できてしまうリスクを調査しました。


論文の概要

  • ジャーナル名:IEEE Access
  • 論文タイトル:Jailbreak-Free LLM-Assisted Malware Generation: An Empirical and Conceptual Analysis
           (日本語題:脱獄不要なLLMによるマルウェア生成:その実態と概念的分析)
  • 著者:杉尾 信行、伊藤 穂来人
  • DOI / 閲覧URL:https://ieeexplore.ieee.org/document/11475468
IEEE Accessとは
電気・電子工学分野で世界最大の学会であるIEEE(米国電気電子学会)が発行する、全分野を網羅するオープンアクセスジャーナルです。その広範な読者層と高いインパクトから、最新の研究成果を迅速に世界へ発信する媒体として知られています。

本論文は、AIによるマルウェア生成リスクにおける新たな視点を提示したものであり、今後のAI悪用防止策の強化やサイバーセキュリティ分野の発展に大きく貢献することが期待されています。