人間社会学科の授業「人間社会基礎研究」を紹介します


人間社会基礎研究(社会学専攻)の授業とは
実践を通して“人間力”を育む
人間社会学科では、社会のさまざまな課題に向き合い、自ら考え、行動できる力=“実践力”を大切にしています。その力を養うための授業のひとつが、「人間社会基礎研究」です。
この授業では、入学後に身につけた知識や教養を実際の調査や研究に活かしながら、自分のテーマに取り組んでいきます。学生たちは、教員のサポートのもと、リサーチの計画を立て、調査を行い、その成果を発表するまでを経験します。
座学での学びだけではなく、「実際にやってみる」ことで、知識やスキルがより深まり、現場で使える“実戦力”へとつながっていきます。また、仲間と一緒に考え、協力しながら進めることで、チームワークやコミュニケーション力など、人としての総合的な力=“人間力”を育むことも目的としています。
2025年前期の「人間社会基礎研究」
2025年前期の「人間社会基礎研究」では、梶谷 崇 教授、道尾 淳子 准教授、横山 貴志 助教による全15回の授業が行われます。
今回の授業課題は、「地域社会と私をつなぐ壁新聞制作~札幌西・手稲エリアの取材実習を通じて~」が設定され、学生たちは「壁新聞」の制作に取組みます。
最終回となる第15回の授業は、7月26日(土)に開催するオープンキャンパスで最終報告会を行う予定です。
来場者に向けて自らの学びを発信する貴重な機会となります。
授業の一部を取材しました!
第3回 取材練習
大学の事務職員を取材対象とした実践形式の取材演習を行いました。
学生たちは、取材依頼のメール作成から本番のインタビュー、取材後のお礼メールまで、一連の流れを実際に経験しました。
はじめは緊張から思うように質問できなかった学生たちも、取材の中で次第に表情が和らぎ、終盤には自然な笑顔が見られるようになりました。


第4回 北海道新聞社へ!
北海道新聞社を訪問し、社屋内の施設を見学させていただきました。
見学後は、みらい教育推進室長・斉川様より、取材や記事執筆に関するレクチャーを受けました。
新聞社の現場を間近に見ることで、報道の現場がどのように運営されているのかを実感することができ、学生たちにとって大変貴重な学びの機会となりました。


第8回 プロの取材を見学
実際の取材現場を見学させていただきました。
対象となったのは、「キマロキ☆ミライプロジェクト」の学生3名で、実際のプロの記者によるインタビューの様子を間近で見ることができました。
これまでに受けたレクチャーだけでは分からなかった、記者の質問の工夫や、取材対象者とのやりとりの細やかさなど、現場ならではのリアルな学びが詰まった貴重な経験となりました。
学生たちはメモを取りながら真剣な表情で取材を見守り、プロの仕事に触れることで、取材に対する理解を一層深めることができました。


7月26日(土)オープンキャンパスで最終報告!
完成した壁新聞は、2025年7月26日(土)のオープンキャンパスにて展示・発表します。
来場の際は、ぜひ足を運んでみてください。
また、最終報告会の様子についても後日ご紹介する予定です。お楽しみに!
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