アートウォール地域共育プロジェクト制作に向けた準備が進行中!
北海道科学大学では、2027年4月に開設予定の「手稲駅前キャンパス」の建設現場の仮囲いを活用し、地域の子どもたちや学生とともにアートウォールを制作する【手稲駅前キャンパス アートウォール地域共育プロジェクト】を進めています。
アートウォール制作に向けて
2025年7月9日(水) 新キャンパス工事現場を見学&人文字テストを実施
このプロジェクトでは、2025年7月30日(水)、31日(木)、8月2日(土)の3日間にわたって地域の子どもたちと大学生が協働するアート制作プログラムを予定しており、今回はその準備として、7月9日(火)に学生による現場見学と仮囲いを使ったワークを実施しました。
参加したのは「デザイン演習」を履修する学生が8名。現地での活動を通して、アートがまちとつながるプロセスを実体験しました。
建設現場の仮囲いを実際に確認、レイアウトや動線を検討
学生たちはまず、手稲駅前キャンパスの新築工事現場を見学。続いて、仮囲いにアートを配置する場所やサイズ感を確認しながら、実際の作業エリアと一般歩行者と参加者の交錯などがないかなどの動線確認などを行いました。
学生が“CAMPUS”の人文字に挑戦!写真・動画で記録も
今回の現地ワークでは、「CAMPUS」の6文字を学生たちが2人1組で人文字として表現する体験も行いました。仮囲いの前に立ち、一文字ずつポーズを工夫しながら撮影を実施。写真や動画でその様子を記録しました。
この人文字ワークは、7月30日・31日・8月2日の本番プログラムで地域の子どもたちと一緒に行う活動の試行も兼ねており、「どうやったら文字になるのか?」「体の動きで表現できるのか?」といった問いを実際に体を使って考える時間にもなりました。








前田キャンパス内に仮囲いパネルを移設!

2025年7月22日(火) 都市環境学科・細川准教授と学生が連携して設置作業を実施
実際のアート制作に使用する仮囲いパネル8枚を、手稲駅前キャンパスの工事現場から前田キャンパスに移設し、ボンドアートのテストができる環境を整えました。
パネル設置作業を担当したのは、都市環境学科の細川和彦准教授と人間社会学科4年の杉田真さん。炎天下の中、タンカンやインパクトドライバーを使いながら、1枚ずつ丁寧に仮囲いを組み立てていきました。
杉田さんにとっては初めての設置作業でしたが、細川先生の指示を受けながら徐々に作業にも慣れ、次第に息の合った連携を見せてくれました!とても頼もしい姿!
いよいよボンドアートの試行へ
この設置された仮囲いパネルは、7月末に実施予定のアートワーク本番に向けて、学生たちと子どもたちが取り組む“ボンドアート”の試行に使用されます。実際の素材や接着方法の確認など、仕上がりの精度を高めるための大切なテストです。



地域と未来をつなぐ“共育”の実践の場に
アートウォールの制作を通じて、学生たちは「地域とともに表現する」というプロジェクトの意義を肌で感じています。本学では「とことん、ひらこう。」をブランドビジョンに掲げ、地域とともに育つ大学を目指しており、こうした実践の積み重ねがその実現につながっています。
今回の見学では、学生たちが「自らがキャンパスをつくる」という視点を持ち、未来の学びの場と地域社会とのつながりについて主体的に考える、貴重な機会となりました。
みんなで CAMPUS つくろう ~北海道科学大学 「手稲駅前キャンパス アートウォール地域共育プロジェクト~
2027年4月に開設予定の北海道科学大学「手稲駅前キャンパス」の建設現場仮囲いを活用し、子どもたちや学生、地域の皆さんとともに170メートルのアートウォールを制作する地域参加型プロジェクトを開催します。札幌市立手稲鉄北小学校に隣接する歩行者専用道路沿いを舞台に、自由な発想と創造力で未来のキャンパスへの期待を表現。北海道科学大学はこの取り組みを通じて、「みんなでつくるCAMPUS」を実現し、地域とともに学び合う“共育”の場を創出します。
※本イベントの参加申込は終了しました。
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