地域の高齢者向けスマホ講座を開催|フレイル予防と世代間交流を実践|2026年4月3日


2026年4月3日(金)、手稲区にて高齢者向け公開講座「いきいきスマホ講座」を開催しました。
本講座は、手稲区介護予防センター中央・鉄北、手稲区介護予防センターまえだ、本学看護学科が連携して実施している取り組みで、スマートフォンの活用方法を学ぶだけでなく、高齢者の社会参加や世代間交流を通じたフレイル予防を目的として、2023年から継続して実施している取り組みです。
第4回目となる今回は、地域の高齢者76名と本学看護学科2年生110名が参加し、スマホ操作の学習と交流を通じて、地域のつながりを深めました。
いきいきスマホ講座とは|高齢者の社会参加を支える取り組み
「いきいきスマホ講座」は、高齢者がデジタル機器に親しみながら、外出や交流のきっかけをつくることを目的とした公開講座です。
スマートフォンの活用を学ぶことで、日常生活の利便性向上だけでなく、人とのつながりや社会参加の機会を広げることを目指しています。また、本講座では学生がサポート役として参加することで、世代を超えた交流が生まれる点も大きな特徴です。
フレイル予防に重要な「社会参加」と「世代間交流」
講座の冒頭では、本学看護学科の大内潤子教授が「健康長寿の秘訣」をテーマに講義を行いました。
講義では、加齢に伴う心身の衰えである「フレイル」について解説があり、身体的な側面だけでなく、社会的・心理的な側面も含めて予防していくことの重要性が紹介されました。
特に、外出や人との交流といった「社会参加」は、フレイル予防において大きな役割を果たします。
普段接点の少ない世代との交流は、新たな刺激となり、心身の活性化にもつながります。
また、地域の中で顔見知りが増えることは、日常の安心感だけでなく、災害時などの支え合いにもつながる重要な要素です。

高齢者向けスマホ講座の内容|QRコードや地図アプリの使い方を解説
続いて、手稲区介護予防センター中央・鉄北およびまえだの職員の方々より、スマートフォンの基本的な使い方について説明が行われました。
講座では、日常生活で役立つ以下の内容を中心に学びました。
・QRコードの読み取り方法
・地図アプリの使い方
参加者の方々は、実際にスマートフォンを操作しながら、実践的に学びを深めていました。



学生と高齢者の交流が生む地域のつながり
講座の中では、看護学科の学生が参加者一人ひとりに寄り添いながら、スマホ操作のサポートを行いました。
操作方法を教え合う中で自然と会話が生まれ、会場には和やかな雰囲気が広がっていました。
学生にとっても、地域の高齢者と直接関わる貴重な学びの機会となり、教室だけでは得られない実践的な経験につながっています。
こうした世代間交流は、高齢者の社会参加を促すだけでなく、地域全体のつながりを育む重要な機会となっています。


地域で支え合う関係づくりへ
本講座は、スマートフォンの使い方を学ぶ場であると同時に、地域で支え合う関係づくりのきっかけとなる取り組みです。
同じ地域に暮らす人同士が顔見知りとなり、日常的に声をかけ合える関係を築くことは、安心して暮らせるまちづくりにもつながります。
今後も本学では、地域の皆さまの健康づくりと交流の場を提供する取り組みを継続してまいります。
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