JAXA宇宙科学研究所名誉教授 森田 泰弘 氏による特別講演会「みんなでロケット開発を楽しもう!」を開催しました
2026年6月12日(金)、機械工学科、電気電子工学科の学生を対象とした特別講演会が、JAXA宇宙科学研究所名誉教授である森田 泰弘氏によって行われました。

講演タイトル「みんなでロケット開発を楽しもう!」
JAXA宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所の名誉教授として、長年ロケットの研究・教育に携わってきた森田氏。宇宙ビジネスの将来性や革新的なロケット技術に関する講演には、宇宙工学や宇宙産業に関心を持つ多くの学生や教職員が参加し、熱心に耳を傾けていました。
講演では、森田氏が取り組む革新的固体ロケット燃料「LTP」が紹介されました。LTPは、加熱すると溶け、冷却すると固まる性質を持つ新しいロケット燃料で、従来の製造方法と比べて製造工程の簡略化や開発期間の短縮が期待されています。
また、大規模な専用設備を必要としないことから、町工場をはじめとする中小企業でも製造や実験に取り組むことが可能となり、宇宙産業への新たな参入の可能性を広げる技術として注目されています。
さらに森田氏は、宇宙開発の発展には異業種との連携が欠かせないと説明しました。自転車用タイヤメーカーや産業機器メーカーなど、これまで宇宙分野との関わりが少なかった企業の優れた技術を活用することで、新たなロケット開発が進められていることを紹介しました。
そして、さまざまな企業がそれぞれの強みを活かして協力することで、宇宙産業のさらなる発展につながると語りました。
最後に、未来のエンジニアを目指す学生たちへ、「教科書で学ぶ知識に加え、自ら手を動かして挑戦する経験が大切」とメッセージを送りました。
学生たちにとっては、宇宙開発の最前線で活躍してきた森田氏の言葉から多くの刺激を受ける貴重な機会となりました。


この記事をSNSでシェア
