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教職課程科目「特別活動及び総合的な学習の時間の指導法」において外部講師と高校生が参加した授業を実施しました

外部講師と高校生が参加した授業を実施しました

2024年11月6日(水)、教職課程科目「特別活動及び総合的な学習の時間の指導法」の授業において、山田 顕 先生(北海道札幌白石高等学校教諭)をお招きし、教員志望の札幌白石高等学校3年生7名も参加した特別授業を実施しました。

授業の目的

この授業は、学習者(生徒)が切実だと捉える諸課題の研究に主体的に取り組むことでこれからの社会において必要とされる資質・能力の育成を目指す「総合的な探究の時間」のねらいを学生たちが理解するとともに、そこではどのような学習が求められているのか、どのように生徒を指導することが必要かを考える契機とすることを目的に実施しました。

授業タイトル「総合的な探究の時間のテーマと学習内容」

山田先生は、「総合的な探究の時間」の目標や生徒に身に付けさせたい資質・能力などを紹介するとともに、思考力や表現力を評価する試験問題に変わりつつある大学入試改革について説明しました。

さらに高校では、課題発見から解決までの能力や自分自身の理解、探究学習を通じて新たな価値の創造と未来への意識を生徒に持たせるなどして、「総合的な探究の時間」で育成された能力を用いて教科教育に生かすほか、社会で活躍するために活用することを目的にした授業を行うことが求められていることを説明しました。


授業は和やかな雰囲気の中で、札幌白石高等学校3年生と本学教職課程履修学生(3年生)がグループごとに協議し、意見をまとめて発表したり、山田先生と学生・生徒たちとの間で活発な質疑応答が行われたりするなど、終始、活動的で充実したものとなりました。

教職課程では今後も、教職課程専任教員や非常勤教員の授業のほかに、学外の有職経験者等を招いて学生の教師としての基礎的・基本的な資質・能力の向上を図るとともに、教職課程の充実に努めていきたいと考えています。