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お知らせ

人間社会学科の「地域経済論」の授業でゲストを招き講演が行われました

2022年7月6日(水)人間社会学科の「地域経済論」の授業に、福島町役場の猪熊矩嗣さんを招き「北海道福島町の観光と取り組み事例について」講演をしていただきました。

福島町の観光を盛り上げていくために、猪熊さんがこれまで行ってきた組織改革や手がけた観光事業の取り組み事例などについて詳細にお話をしていただきました。

講演終了後、学生たちによる福島町の調査研究の口頭発表が行われました。学生は事前に各班に分かれ、RESAS(リーサス)データやその他の統計データを活用し、地域経済の分析を行い、そこから福島町の課題を見つけ出し、地域経済活性化のための政策アイデアの提案発表を行い、猪熊さんから講評をしていただきました。

猪熊さんからは、事業化する場合の懸念点の指摘や、提案内容と同じような企画が福島町でも実際に検討が進められいることなど、よりリアルなお話を聞くことができました。

今後の授業では、自分の出身地や好きな地域など、任意の地域経済について、REASASデータやその他統計データに基づく分析と、そこから地域課題を見出し、課題解決のための政策アイデア・事業アイデアの提案をまとめる課題に取り組んでいきます。 

「地域経済論」の授業では、人間社会学科カリキュラムのフィールドワークなどにも関連した「産学官連携教育」の一環として、統計やデータ上の地域経済の理解だけでなく、生きた経済を学ぶ場として地域の公共・公益団体や企業の方を招いた特別講義が行われています。
学生たちにとって、観光事業に携わる方の経験談や、まさに現在進行中の事例紹介は、現場の空気を感じられる貴重な時間となったのではないでしょうか。


地域経済分析システム「RESAS(リーサス)」とは

人口動態や産業構造、人の流れなど官民ビッグデータを集約し可視化したもの

RESAS(リーサス)