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お知らせ

池田町との包括連携協定に基づく「ワイン祭り」学生参画プロジェクトで現地実習を実施しました

2026年6月9日(火)から10日(水)の2日間にわたり、本学と包括連携協定を締結している池田町にて、「ワイン祭り」学生参画プロジェクトのキックオフを兼ねた現地実習を実施し、未来デザイン学部人間社会学科の坂井俊文准教授と5名の学生が参加しました。本プロジェクトは、池田町で50年以上にわたり開催されている「ワイン祭り」の運営プロセスに学生が主体的に参画することで、まちづくりとの関係性や地域資源の活用、イベント運営のノウハウを実践的に学ぶ機会とすることを目的としています。

【Day 1】十勝ワインの歴史と「まちづくり」の精神を学ぶ

初日は、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(ワイン城)の講堂にて池田町の安井美裕町長による特別講話が行われました。講話では、1950年代の相次ぐ自然災害や財政危機という逆境から、当時の丸谷金保町長の「逆境をバネに」という信念のもと、野生の山ブドウに着目してワイン事業が始まった歴史が語られました。また、マイナス20度を下回る厳しい寒冷地でのブドウ栽培の苦労や、独自の耐寒性品種「清舞」「山幸」の開発、そして「町民6000人が営業担当者」という、町を挙げたワイン事業の在り方について深く学びました。

その後、通常は公開されていない施設を含むワイン製造施設を見学しました。地下の貯蔵庫やブランデーの熟成室を巡り、長い年月をかけてワインを育む現場の空気を肌で感じました。夜には、十勝ワインの香りや味わいの特徴を学ぶ体験を行いました。20歳以上の学生は試飲を通じて、20歳未満の学生は飲酒せず、香りや色合いを確認することで、ワインの特徴への理解を深めました。

【Day 2】PRブースの企画立案とブドウ畑の視察

2日目は池田町役場にて、7月に学内で実施予定の自治体の魅力を紹介するイベント「わがまちブース」への出展に向けた打合せを行いました。学生の視点から池田町やワイン祭りの魅力をどう発信するか、現地での素材撮影やヒアリング内容を基に活発な意見交換がなされました。

その後、傾斜地を利用した水はけの良いブドウ畑の構造や、一つひとつ手作業で行われる「芽かき」などの地道な栽培管理作業について説明を受けました。ブドウの木が人間よりも長く生きることや、厳しい環境下で子孫を残そうとするブドウの生命力が、品質の高いワイン造りに繋がっていることを学びました

今後の展開

今回の実習を通じて、学生たちはワインという地域資源の背景にある、先人たちの情熱や地域への誇りや愛着を学びました。今後は、実習で得た知見や撮影した素材を活用し、7月の学内イベントでの情報発信と、そして10月4日(日)に開催される「ワイン祭り」の運営支援に向けて準備を進めていく予定です。

北海道科学大学は、今後も自治体との連携を通じて、地域の課題解決に資する実践的な学びの機会を創出してまいります。