データで札幌の未来を創る!「SAPPORO データアイデアソン in 北海道科学大学」を実施しました
2026年2月3日(火)・4日(水)の2日間にわたり、本学にて「SAPPORO データアイデアソン ~データで考える札幌の未来~」が開催されました。本イベントは、札幌市、一般社団法人さっぽろ産業振興財団、本学の共催で行われ、株式会社NTT DXパートナー様の伴走支援のもと学部を越えた学生たちがデータ活用による課題解決に挑みました。

2日間のプログラム:理論から実践、そして創造へ
【Day 1】「データ」と「人」への深い洞察
初日は、アイデアの「種」を見つけるためのインプットと分析に重点が置かれました。今回のアイデアソンでは、実際に企業で活用されている2つの大規模データのいずれかを選択し、あらかじめ設定された「ペルソナ(顧客像)」を深く分析することからスタートしました。
【使用データ】
1. iタウンページ: 「地域の“産業・暮らし”を網羅する実在ビジネスの台帳データ」
2. データスタジアム(スポーツデータ):「勝敗・選手・プレーを精緻に記録した“行動ログ型”データ」
【分析のプロセス】
学生たちはチームごとにデータを選択しました。あらかじめ設定された「ITが苦手なベテラン飲食店主」や「スポーツ観戦に興味はあるが知識がない大学生」といったペルソナが抱える「痛み(悩み)」や「喜び(理想)」を、共感マップを用いて徹底的に言語化しました。その後、BIツールを駆使し、公的データや企業データを分析し、「自分の仮説が正しいか」をデータで裏付ける、プロフェッショナルさながらのプロセスを体験しました。




【Day 2】ビジネスモデルの構築と熱いプレゼン
2日目は、Day 1で明確にした課題を解決するための「サービス案」を形にする作業に没頭しました。 単なる「あったらいいな」というアイディアに留まらず、ビジネスプランキャンバスを用いて「どう収益を上げるか」「どうやって顧客に届けるか」というビジネスとしての持続可能性を追求。最終発表では、審査員を前に、各チーム8分間のプレゼンテーションと、質疑応答が繰り広げられました。




最終発表では、以下の個性豊かな4つのアイデアが提案されました。
- MOGUPATH: キッチンカーを「動く実験場」として、飲食店の低リスクな店舗拡大をデータで支援するサービス。
- NI-WA-KA: スポーツ観戦のハードルを下げ、ライト層が主役になれるデータ連動型エンタメカフェ。
- Lite.B: VRとリアルタイムデータを活用し、初心者でもBリーグ観戦を仲間と楽しめる仕組み。
- HASH TOWN: SNSデータと統計データを掛け合わせ、若者に刺さる出店場所と集客戦略を最適化するWebサービス。
終わりに
今回のアイデアソンを通じて、学生たちはデータを「単なる数字」としてではなく、誰かの笑顔や地域の活気を作るための「力」として活用する術を学びました。本学は今後も、このような実践的な教育機会を通じて、地域DXを牽引する人材の育成に貢献してまいります。

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