教職課程科目「教育制度と学校経営」において、外部講師による授業を実施しました
2024年5月29日(水)、教職課程科目「教育制度と学校経営」の授業において、宮田日出夫氏(元・北海道有朋高等学校長、元・北海道教育庁職員)をお招きし、特別授業を実施しました。
この授業は、少子高齢化社会の中で児童生徒数の減少に伴い、学校の小規模化や統廃合が進んでいることを踏まえ、教職課程を履修している3年生が、北海道の高校の現状や課題を知るとともに、これからの学校、とりわけ高校の役割や在り方を考える契機とすることを目的に実施しました。
授業のテーマは「学校再編とその課題~道内高等学校の事例から~」で、北海道内のいくつかの高校の再編事例を取り上げました。宮田氏はこれらの事例をもとに、高校再編に当たっては教育的な観点だけではなく、地域や関係者のさまざまな思いや思惑が絡み合うことや、行政機関(教育委員会)はこうしたことを勘案しつつ高校の統廃合や学級数減、学級数増などを行っていることを紹介・説明しました。
授業は和やかな雰囲気の中で、宮田氏と学生たちとの間で活発な質疑応答が行われるなど、終始、活動的で充実したものとなりました。


教職課程では今後も、教職課程専任教員や非常勤教員の授業のほかに、学外の有識経験者等を招いて学生の教師としての基礎的・基本的な資質能力の向上を図るとともに、教職課程の充実に努めていきたいと考えています。
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