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お知らせ

公開講座まちかどキャンパス「サイエンスセミナー体感!マグネシウム合金」を開催しました。

2023年7月28日(金)に紀伊國屋書店札幌本店で、機械工学科の堀内寿晃教授によるまちかどキャンパス「サイエンスセミナー体感!マグネシウム合金」を開催しました。

「物質」と「材料」の違いを知っていますか?
そのままでは有効活用することが難しい「物質」も、さまざまな工夫を凝らすことによって、わたしたちの生活を便利にする「材料」へと生まれ変わります。この「材料」から部品(デバイス)が作られ、新しい製品が生まれます。

今回のまちかどキャンパスでは、わたしたちの生活を陰で支えている大切な「材料」で、先端材料のひとつとして注目されているマグネシウム合金にスポットをあて、金属の解説と体験の内容で開催しました。
また、展示エリアでは工学部機械工学科の紹介パネルの展示や、3Dプリンターの造形やルービックキューブ解析ロボットの展示などを行いました。

当日は、夏休み期間中ということもあり、親子連れの参加者の姿がありました。堀内先生による「材料」としての金属のお話しや、マグネシウム合金でできた器とガラス製や鉄製の器と重さを比べたり、実際に金属に触れて体験をしていただきました。

マグネシウム合金の器で化学反応を体験
3Dプリンターについて解説している様子
アルコールランプで動くスターリングエンジン

来場した小学生の方には少し難しかったかもしれませんが、「材料」としての金属の特徴や性質など、実際に手で触れて体感することで、科学を身近に感じてもらえるきっかけとなっていたら嬉しく感じます。

次回の公開講座は「栄養は健康長寿のカギ」と題して、2023年8月26日(土)に開催します。
座学形式で看護学科の大内潤子教授が、健康長寿にどうして栄養が重要なのかについてお話しいたします。
会場は同じく紀伊國屋書店一階インナーガーデンで行いますので、是非お越しください。