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日本薬学会北海道支部例会において薬学部の学生が学生優秀発表賞を受賞しました

5月20日(土)、21(日)に札幌で開催された日本薬学会北海道支部例会において、薬学部薬学科6年の吉田諒さんが「分子内Friedel-Crafts型環化反応を利用したMaritidineの合成研究」のタイトルでポスター発表を行い、学生優秀発表賞を受賞しました。

吉田さんは、Friedel-Crafts反応というベンゼン環に炭素原子を繋げる反応を応用して、窒素原子を含む7員環を合成する新たな方法を見つけました。医薬品のような生体に影響を与える化合物には窒素原子を含む7員環構造を持つ化合物が多くあるので、新たな7員環合成方法を見出すことは、医薬品の新たな合成方法を開発することにつながります。日本薬学会北海道支部第150回例会では、このFriedel-Crafts反応を利用して7員環を合成し、Maritidineというヒガンバナ科植物から単離された化合物へと変換する方法についての検討を発表しました。

吉田さん、本当におめでとうございます。今後の更なる活躍を期待しています。