新キャンパス・新学部・新学科の情報はこちら
NEW
OPEN

NEWS

お知らせ

2025年06月18日

国際交流委員会メールマガジン Vol.13

みなさん、こんにちは。国際交流委員会です。
教職員の皆様に異文化を身近に感じていただくことを目的に発行してきた「国際交流委員会メールマガジン」を、
WEBページでお届けします!不定期に掲載する予定です。
コーヒー片手に気軽に読んでいただけると嬉しいです。

コーナー①「わたしの異文化体験」

国際交流委員や学科の先生方の異文化体験について語っていただくコーナーです。
今回は地域連携課の浅野さんが担当します。

“微笑みの国”タイで感じたこと
20250616112332-191d88f6311d5befe7976dd32aa4c126775d94bb.webp

2025年33日(月)~8日(土)の46日の日程で、学生引率としてタイ文化研修に参加しました。

私自身にとって、アメリカ・ヒューストンを訪ねたのが初めての海外旅行で、今回のタイは人生で2度目の海外渡航。アジア圏への渡航は初めてということもあり、「熱中症に注意」「水道水は飲まないこと!」など、事前情報に少し緊張しながらの出発でした。幸い大きなトラブルもなく、全日程を終えることができました。

タイの“英語”が独特だった

研修中、とても印象に残ったのが、タイの方の“英語”の使い方でした。
私は英語がほとんど話せないのですが、ホテルやコンビニなどでの簡単なやり取りの中で、英語の語尾にタイ語の丁寧表現がついていることに驚きました。
たとえば、「Thank you, ka(カー)」や「OK, ka」といった表現。
ka(カー)」は女性が語尾につける丁寧語、「krab(クラップ)」は男性の丁寧語で、英語にタイ語が自然に混ざって使われているのです。初めは戸惑いましたが、これはタイならではの文化表現。英語でもタイ語のが表れていると感じました。
また、英語が母国語ではない同士でのやりとりということもあり、「間違っても大丈夫」という安心感がありました。
アメリカで英語を話すときよりも緊張せず、ダメでも“伝えよう”という気持ちで話せました。タイの方々が、私の拙い英語にも、きちんと聞き取ろうと耳を傾けてくれたことが、とても印象に残っています。

微笑んでない!? タイの人のリアルな表情

「微笑みの国」として知られるタイ。そんなイメージとは裏腹に、もう一つ驚いたのが「タイの人、意外と微笑んでない?」という気づきでした。
ホテルやお店、マッサージ店のスタッフ、観光時のドライバーさんなど、いわゆるサービス業の方々は、最初はあまり笑顔を見せていない印象。
しかし、ひと言「コップンカー(ありがとう)」と声をかけると、優しい笑顔が返ってくるのです。
コミュニケーションが始まった時に、見せてくれる笑顔が“本物の微笑み”なのかもしれません。営業スマイルではなく、交流が生まれた時に見せる自然な笑顔。それがタイの“微笑み”なのだと、現地で実感しました。
初めてのアジア圏、2度目の海外という個人的な不安もありましたが、現地での体験を通じて、人も文化も食も、タイがとても好きになりました。また機会があれば、訪問してみたいと思います。

(地域連携課・浅野 利恵)

国際交流委員会のイベント活動報告です。

    ●English Lunch Timeを開催しています!

    EL.webp

    今年度もEnglish Lunch Timeが始まりました。
    ネイティブ教員を中心に、水曜日のお昼休みに図書館で開催しています。
    トークテーマは週替わりで「100万円あったらなにをする?」など色々です。
    1年生も多く参加し、その時集まった仲間で楽しく会話をしています。
    様々なBBQやゲームなど様々なイベントも実施していますので、英語に興味のある学生はぜひ参加してください。 

    English Lunch Timeを開催しています! 

     

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~

     

    ●2024年度海外研修報告会を開催しました

    20250616112455-89ad7e664c7dc88cfa7e07b2a9cfc318a74c7686.webp

    「タイ文化研修」「オーストラリア語学研修」参加学生達による「2024年度海外研修報告会」を開催しました。
    研修参加者はたくさんの写真を交え報告をしていました。
    報告会参加者は研修の様子をまとめた動画を興味津々に視聴していました。
    詳細については下記トピックスでレポートしています。

     2024年度海外研修報告会を開催しました

    コーナー③「Point of view」

       異文化をテーマにいろいろな視点から徒然にお話します。

    “ マダム・イン・ニューヨーク(原題:English Vinglish) ”(2012)という映画をご紹介します。

    インドの平凡な主婦シャシがニューヨークに住んでいる姪の結婚式に参加するため、初めて海外渡航をし、様々な経験をつうじて自信を取り戻していくストーリーです。
    物語は、家族の中で唯一英語が話せないコンプレックスと主婦は家庭におさまるもの、という環境の中でシャシが鬱屈としているところから始まります。
    一足先に単身でニューヨークに向かった彼女は、意を決してこっそり現地の語学学校に通い始め、クラスメートとの交流の中でラストには大きく成長します。

    序盤のシーンにカフェでコーヒーを注文するのですが、うまく英語が伝わりません。
    その時の店員の横柄な態度とシャシの今にも泣きそうな様子がとてもリアルで、思わず「ひっどい店員だなあ、シャシ大丈夫、大丈夫!」と声に出して慰めてしまいました。

    喜怒哀楽に溢れた良作です、主演のシュリデヴィがとにかく美しい。
    新しいことに挑戦したい!と思っている方にはぜひ観ていただきたい映画です。

     

    映画の予告動画
    https://youtu.be/wmGVY4T88dc?si=hfsKfB2Fg8twCkB6

     (学生課 沼田 優子)

    編集後記

    海外に行ったときは、必ずどこの国の車が走っているか観察をします。
    10年以上前にフィンランドのオウル工科大学へ研修に行ったときは、メルセデスベンツのトラックやバス、乗用車はBMWをよく見かけ、やっぱり欧州車が多かったです。
    オーストラリアはマツダ、トヨタ、ヒュンダイ、スバルとテスラをよく見かけ、その中でも日本車が多い印象でした。
    日本の技術力もまだまだ!となんだか誇らしい気持ちになりました。
    ちなみにオーストラリアは日本と同じ右ハンドルの左側通行です。
    (学生課 沼田 優子)