「薬学部として全国初」・「北海道内初」のAnatomage Table Clinical導入

薬学部として全国初!北海道内初の設置
この度、北薬会(北海道科学大学同窓会「雪嶺会」薬学部支部)から、薬学部50周年を記念したご寄付をいただき、『Anatomage Table Clinical(アナトマージ テーブル クリニカル)』がB棟(薬学部棟)シミュレーター演習室に設置されました。
薬学部としての導入は全国初であり、北海道内への設置も本学が初めてとなります。(2024年11月現在 本学調べ)
Anatomage Tableとは
Anatomage Tableはご献体をデジタル3D化したデジタル解剖台です。Anatomage Tableは、実際の献体と全く同じように解剖を視覚化することができます。個々の構造は正確な3Dで再構築され、前例のないレベルのリアルで正確な解剖学が実現します。
また、インタラクティブな実物大のタッチスクリーンを用いることで、人体解剖学の探求と学修を可能にします。繰り返し学べることで学生の興味を惹き、予習・復習に最適なツールです。能動的学修や反転学修をサポートし、グループワーク等、双方向のコミュニケーションを通じて、学修意欲を高めます。
Anatomage Tableの機能・特長
バーチャル解剖で、人体を深く学ぶことが可能
- 5献体(男性3人、女性2人)のデータを0.04mmの解像度で正確にセグメンテーション
- 24の部分解剖
- 4,000以上にセグメンテーション化
- 17個の生理学シミュレーションコンテンツ
- 1,600以上のCT、MRIの症例画像
- サルを代表とした動物の解剖体
- DICOMファイル(CT/MRI)を読み込み、3Dに再構築
Anatomage Table Clinicalによりバーチャル解剖を実施できます。実際の患者を切開することなく、バーチャル患者を切開、観察し学習することが可能です。医学生以外であっても、解剖を通じて人体を深く学ぶことが可能となります。
実際の患者・人体データを用いており、高解像度の人体の3D視覚化が可能です。肉眼的解剖だけでなく、CTやMRIスキャンデータを高解像度で表示し、正確な3D再構成画像を表示します。
解剖学だけでなく、発生学や組織学に関する教材も多数掲載されており、1,600以上の画像やコンテンツが多種多様な臨床症例を学ぶことに繋がります。
コンパクトなサイズであり、移動も容易です。教室間を移動しての利用が可能であり、様々な規模の教室・演習室で活用することができます。
講習会の様子



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