NEWS

お知らせ

北海道のバス・鉄道・航空業に関わる企画を学生たちが考案・プレゼンを行いました

北海道のバス・鉄道・航空業に関わる企画を考案。メディアデザイン学科学生が抽象メディア・可視メディアを学び、最終プレゼンを行いました

プロジェクト演習Ⅰ

「プロジェクト演習Ⅰ」はメディアデザイン学科2年後期開講の必修科目です。

「ブランド」とは何か、「ブランディング」とは何かを学び、グループワークとして独自ブランドを企画立案、抽象メディア(=ブランドのアイデンティティをつくるコピーやロゴ等のデザイン)、可視メディア(=抽象メディアを基につくるポスターやCM等の具体的なデザイン)考案によるブランド展開の企画書を作成します。

「交通・運輸業」に注目 北海道の地方都市の「バス/鉄道/航空」業界が抱える課題とは

2022年度は、コロナ禍や人口減少下で転換期にある「交通・運輸業」に注目し、北海道の地方都市において「バス/鉄道/航空」業界が抱える課題とは何かを現状分析するとともに、北海道中央バス株式会社様の協力を得て、独自にヒアリング回を設けるなどして授業を行ってきました。
履修生は、各業界につき4グループ、計12グループに分かれて、ディレクター、プランナー、デザイナー、ビジュアルクリエイターなどの役割を担いました。

2023年1月18日(水)全15回の授業最終回には、全12企画のプレゼンテーションが行われました。ビジュアルデザインやメディアコンテンツ制作を得意とする学科とあって、課題解決に対してもグラフィカルに成果が示されました。

1)バス事業への提案

※下記は『』企画タイトル、()キャッチフレーズ、:企画概要

  • 『i bus』(まだ見ない出会いを):男女がバスを通じて出会うイベント等の提案
  • 『Diset』(時間もお金も効率的に):ヘアセット等の日常的、あるいは、パーティ参加等ハレの日の身だしなみサービス提案
  • 『あんみんバス』(大人のためのゆりかご):移動手段ではなく安眠環境としての利用提案
  • 『OTONABUS』(終電、逃しました?):終電後のバス運行サービスの提案

2)鉄道事業への提案

  • 『DD.Link』(きょうもホームで推しをまっている):コラボコンテンツ『白だいふく』を一例としたオタク向けサービスの提案
  • 『MAWARU』(朝から、夜まで。):一日乗車券と沿線名産品チケットの提案
  • 『ゆるでん』(ゆるキャラで癒される電車旅):鉄道利用客の少ない昼間に、ゆるキャラ電車を旅行サービスとしての提案
  • 『後志に行くべし!』(たまには休んでいいんじゃない?):廃線予定の小樽〜ニセコ間の線路活用と各町の観光プランの提案

3)航空事業への提案

  • 『空遊』(空と遊ぶ):アーティストとのコラボジェットで機内ライブ提案
  • 『TONBI』(世界とつながるこの1枚):定期券サービスと機内や空港施設利用のサブスク提案
  • 『Lect Port』(夢を描くのに、翼はいらない):退役した航空機の再利用で、子どもの職業体験サービス提案
  • 『flat flight』(ふらっと、ふるさと。):学生の帰省タイミングに合わせた航空格安プランの提案

ヒアリング回に続き2度目の来学をいただいた北海道中央バス株式会社・糸岡様(バス事業部主任)からも「バス事業への提案のみならず、皆さんの提案から各業界に対して横断的な気付きがあり、大変面白かった。」と総評コメントをいただきました。

3月開催のオープンキャンパスで学内展示・発表を行う予定!

これらの成果は、3月に開催されるオープンキャンパスの中で学内展示・発表を行う予定です。展示の際は、ぜひご覧ください。