本学で世界最先端・日本唯一のLIVE ARシステムの実験が行われています!
LIVE ARシステムとは
AR(拡張現実)という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
ARは、スマートフォンやタブレットといった皆さんにとって身近な端末を通して、現実の上に仮想イメージを乗せて見せることができる実用化が進んでいる最新技術です。
例えば「スマートフォンのカメラで自分の手を表示すると、爪にマニキュアが塗られているイメージを表示する」といのもARです。
LIVE ARシステムは、そのARをライブエンターテイメントに活用するシステムとなります。
コンサート等にARによるハイクオリティな演出をリアルタイム・360°表現することを可能とします。
このシステムは世界最先端のライブエンターテイメント技術となり、現在日本では未導入です。
導入には専門の機材・システムが必要となり、現在必要な機材が全て本学内に設置されシステム実働の実験がされています。
ARトラッキングシステムカメラ3台で実現
本システムは専用カメラ3台、専用システムで実現可能です。
特に特徴的な機材をご紹介します。

日本初上陸!カメラクレーン用システム「StypeKit(スタイプキット)」


カメラクレーン向けのメカニカルトラッキングシステムで、AR(拡張現実)放送に使用します。
グリーンまたはブルースクリーン、 AR (スクリーンなし)、屋内または屋外での放送、プロダクション技術をどこでも自由に利用可能です。
こちらの「StypeKit(スタイプキット)」は日本初上陸となり、今を逃すと実物を見ることがなかなか出来ない機材です。
光でカメラの位置情報を管理する「RedSpy(レッドスパイ)」


光学式カメラトラッキングシステムで、カメラの位置情報とレンズデータをリアルタイムで収集すること可能にします。
Zero Density社のライブ配信AR演出映像システム「Reality Engine」


Zero Density社は、ブルードキャスト、AR(拡張現実)、ライブイベント、eスポーツ、映画業界向けのクリエイティブな製品を開発している国際的なテクノロジー企業です。
「Reality Engine」業界最高レベルのフォトリアリスティックなリアル3Dバーチャルスタジオ、そしてARプラットフォームです。
LIVE ARシステム実験を見学できるのは今だけ!


現在本学にはこちらの貴重な設備と専門チームが集まって実験・研究がされています。
(専門チームのメンバーには東京オリンピックの映像演出担当者といった日本を代表する映像クリエイターが集まっています!)
研究を担当されている本学メディアデザイン学科 小谷教授は、学生の皆さんが最先端のAR技術に触れることで学びを深めることを期待されています。
実験は来月2023年1月中旬までとなっていますので、ぜひ足を運んでみませんか?
見学したい方は小谷教授にご相談ください。
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