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第13回日本公衆衛生看護学学術集会で本学の教員が参加するチームが研究報告示説部門の優秀演題賞を受賞しました

2025年 1月4日(土) ~ 5日(日)に開催されたウインクあいち(愛知県産業労働センター)で開催された【第13回日本公衆衛生看護学会学術集会】で優秀賞(研究報告示説部門)を受賞しました。

 

チームを代表して看護学科の山下千絵子助教が、演題発表を行いました

本学では、旭川医科大学・旭川市立大学・日本赤十字北海道看護大学の研究者と自治体との協働で、保健師の現任教育における家庭訪問の教育モデルを開発しています(JSPS22K11168)。本学からは、公衆衛生看護学専攻科の松原教授・水野講師、看護学科の山下助教が参加しています。今回は、チームを代表し山下助教が演題発表を行いました。

発表テーマ:プリセプターによる新任期保健師の家庭訪問に対する教育の実践内容

地域で活動する保健師の現任教育体制は整備されつつある中、新任期保健師を指導するプリセプターが、教育方法を学ぶ機会は依然として限られているのが現状です。本研究では、保健師の重要な支援技術の一つである「家庭訪問」について、新任期保健師にどのように教育しているのかを明らかにするため、プリセプターへのインタビュー調査を実施しました。

調査の結果、プリセプターは、新任期保健師の個性やアセスメント力に応じて質問を投げかけ、家庭訪問に同行して自身の支援技術を見せる教育を行っていることがわかりました。また、新任期保健師の成長を丁寧に確認するとともに、地域住民の反応を捉え広い視野を持ちながら、自らの教育方法を評価していることが示唆されました。

 

公衆衛生看護学専攻科の松原教授・水野講師、看護学科の山下助教、この度の受賞おめでとうございます。