マルヤマクラスで「こども科学ワークショップ」を開催しました

ゴールデンウィークの5月4日(木)、5日(金)、6日(土)の3日間、マルヤマクラス2階イベントスペースで科学にまつわるワークショップ「こども科学ワークショップ」を開催しました。今回のイベントは日替わりで体験ブースを開設し、ワークショップを通じて科学の不思議、薬の仕組みや秘密について学びながら体験できる内容でした。

イベント1日目は、「薬剤師の仕事を楽しく学ぼう！ 薬剤師体験ワークショップ ～お菓子を使った調剤体験～」と題し、錠剤に見立てたチョコとラムネ菓子を計量して、一包化する体験会を開催しました。

薬学科の学生による、一包化についての重要さやポイントを解説しながら、実際に分包機を使って自分自身で分包をやってみる薬剤師の職業体験を行い、自らが計量したお菓子が一つ一つの袋に分包される様子を真剣に見ながら、体験に取り組んでいました。

イベント2日目は、好きな香りを選んで作る「自分だけのオリジナルアロマスプレーを作ろう！ アロマオイルスプレー制作ワークショップ」を開催しました。

精製水とエタノールに、21種類のアロマオイルから自分の好きな香りを選んで簡単に作れるアロマオイルスプレーを作るこの日の体験会では、メスシリンダーやスポイト等の実験器具を使って計量し、自分で好きな香りのアロマオイルを選ぶということで、こどもだけでなく大人も夢中になって、アロマオイルスプレー作りに参加していました。

イベント最終日の3日目は、「好きな色・好きな匂いのオリジナル入浴剤が作れる！ バスボム制作ワークショップ」を開催しました。

バスボムはなぜお湯にいれるとシュワシュワするのか、なぜお風呂に入浴剤を入れると体に良いのか、薬草がもたらす体への効果等を科学の視点から解説しながら学生と一緒にバスボムを作りました。好きな色、好きな香りのアロマオイルを入れて作ったバスボムが完成し、参加者はとても満足した表情でおうちでの入浴を楽しみにしていました。

今回開催した「こども科学ワークショップ」は3日間で500名以上の方にご参加いただき、大変盛況の中イベントを終えることができました。

ご参加いただいた方には少しでも「科学ってこんなに身近なんだ！」、「科学って楽しい！」と感じていただければ幸いです。

わたしたち北海道科学大学は、「地域と一緒に科学の素晴らしさを共有していく」をモットーに、大学を飛び出して様々な場所で地域参加型イベントを開催予定です。

今後のイベント情報も随時ホームページでご案内しますので、是非ご参加ください。