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薬学研究科大学院生が「第41回日本DDS学会学術集会 優秀発表賞」を受賞しました

大学院薬学研究科 博士課程3年生の中村 祐喜さんが、2025年6月17-18日に幕張メッセで開催された第41回日本DDS学会学術集会にて、優秀発表賞を受賞しました。

この賞は、薬学、医学、工学など幅広い分野の研究者が日本国内外から集うドラッグデリバリーシステム(DDS)の学術集会において、優れた研究成果について発表した研究者に授与されるものです。
博士研究員や企業研究者らも選考対象となる本賞を、中村さんが受賞したことは大変名誉なことです。
受賞テーマは「線維化した腎組織への集積性および滞留性を両立したFc融合断片化抗体の探索」であり、末期腎不全に至るまでの共通の病態である腎線維化に対し、効率的に到達可能な抗体医薬を見出したことが高く評価されました
中村さんは、所属研究室にて丁野教授と戸上准教授の指導の下、さらに優れた抗体医薬開発に取り組んでいます。今後の研究の発展と医療への貢献が期待されます。

演題名:線維化した腎組織への集積性および滞留性を両立したFc融合断片化抗体の探索

発表者:○ 中村 祐喜、戸上 紘平、丁野 純男