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2026年01月13日

電気電子工学科の2025年度第1回卒業研究発表会を実施しました

2025年度第1回卒業研究発表会を実施

工学部電気電子工学科では、2024度より12月と2月の2回に分けて卒業研究発表会を開催しています。

その第1回目となる2025年度卒業研究発表会が、2025年12月20日(土)に本学のG303教室及びG304教室の2会場で実施されました。

今回発表を行ったのは、工学部電気電子工学科の小島 洋一郎教授・三橋 龍一教授・伊藤 佳卓准教授・村口 正和教授の4つの研究室です。

実施会場
電気電子工学科 小島 洋一郎教授

  

当日は比較的暖かい天候に恵まれ、穏やかな雰囲気の中で卒業研究発表会が開始されました。

開会にあたり、工学部電気電子工学科の学科長 小島 洋一郎教授より4年生への激励の言葉が送られ、その後、卒業研究発表会の趣旨と進行について説明が行われました。


【午前の部】小島研究室・伊藤研究室

小島研究室「食品管理と医工連携」

食品の安全性や品質を分析・評価するテーマに加え、画像解析を利用した医工連携に関わるテーマについての発表がありました。

発表の様子①
発表の様子②

   

≪主な研究テーマ≫

  • 注水音の特徴を利用した容器素材の分類に関する研究
  • 環境に影響されない術後廃液の色識別基準の構築に関する研究
  • 画像解析による花と青果の鮮度評価に関する研究
  • ドレーンチューブ画像の前処理と術後排液の色味評価
  • ANCにおける追従遅延と残留ノイズの発生に関する研究
  • スマートフォン画像を用いた色解析の有効性と分類
  • スマートフォン画像と分光測色値を用いた色差の精度検討研究
  • 食品画像のRGBデータを用いた栄養素推定に関する研究
  • ドレーン排液画像を用いた照度依存性評価と色調補正の検討
  • 照度による写真の色判別に関する研究
  • ドレーンチューブの色調評価における光の影響分析と画像処理による分類の検討
小島研究室

伊藤研究室「つよつよAIとIoT」

AIを利用して様々な問題を解決するテーマに加えて、IoT技術を活用した分析技術やものづくりに関するテーマについての発表がありました。

発表の様子③
発表の様子④

   

≪主な研究テーマ≫

  • YOLOを用いた卓球のエッジ・サイドボールの判定
  • YOLOを用いたサッカー選手の走行距離分析
  • IoT技術を用いたミニ四駆の速度制御と電力監視システムの構築
  • トイレの個室内に設置する生理用品自販機の設計
  • ベイズ推定を用いたExtreme Learning Machineによるノイズが混在する固定点を持つ系の時系列テデータ分布推定
  • エコーステートネットワークを用いた超多変数カオスシステムの時系列予測
  • Spresenseを用いたエッジAIによる排水管の異常予兆検知システム
  • 様々なデータセットに対する異常検知手法の性能比較
  • 時系列異常検知に向けたSpiking Neural Networksの基礎実装と音響データへの応用
  • モーター異常検知のためのエッジAIチップ向けネットワークモデル
伊藤研究室

午前の発表終了後は昼休憩となり、午後からは晴れ間も見える穏やかな天候の中で後半の発表が始まりました。


【午後の部】三橋研究室・村口研究室

三橋研究室「宇宙のロマンと人命救助」

長年研究を続けている超小型人工衛星に関するテーマや、災害時の人命救助に役立てるためのテーマについての発表がありました。

発表の様子⑤
発表の様子⑥

   

≪主な研究テーマ≫

  • バルーンカイトの飛行特性の解析と高度計測に関する研究
  • 災害時におけるUAVによる実時間人体検出に関する研究
  • ISS放出のCubeSat初期運用支援のための受信局構築とテレメトリ受信に関する研究
  • HMU-SAT2のISS放出イベントと初期運用観測のためのTLEからの軌道計算に関する研究
三橋研究室

村口研究室「最先端の半導体とAI」

半導体関連では、産業における未利用熱を有効に活用するための熱電発電に関する研究や、パワーエレクトロニクスを支える半導体デバイスに関する研究、AI関連ではハードウェアでAI処理を実現するためのテーマについての発表がありました。

発表の様子⑦
発表の様子⑧

  

≪主な研究テーマ≫

  • モーターの異常検知予測に向けたAI処理のFPGAへの実装に関する研究
  • スーパージャンクションMOSFETにおける耐圧特性と電界集中の構造パラメータ依存性の解析
  • 電力変換用半導体デバイスの自己発熱効果と放熱特性に関する基礎的研究
  • 波動関数の時間発展を活用した半導体ナノ構造中の不純物分布予測フレームワーク
  • 溶融塩法を用いた風化黒雲母からの和田石合成における温度および雰囲気条件の検討
  • Mgイオンを導入した風化黒雲母の構造と物性に関する研究
  • 定常熱流比較法による熱伝導率測定システムの熱回路網法を用いた熱損失評価に関する研究
  • フラッシュ法による熱拡散率測定の多結晶焼結体モデルに関する研究
  • 多元多結晶材料の元素比率と熱伝導率に関する基礎的検討
  • 熱膨張ストレスが電発電モジュールの電極-素子界面に与える影響に関する基礎的研究
  • 接触熱抵抗と放熱を考慮した熱電発電素子の熱回路網解析手法
村口研究室

昨年度に続き、今年度の12月開催も、多くの学生・教員が参加する中で活発な質疑応答が行われました。さらに、4年生がこれまでの研究成果を堂々と発表し、非常に盛会な卒業研究発表会となりました。

発表を行った4年生の皆さん、お疲れさまでした。

会場の様子