新キャンパス・新学部・新学科の情報はこちら
NEW
OPEN

NEWS

お知らせ

薬学科 光岡 俊成 教授が日本社会薬学会第41年会にて日本社会薬学会SP賞を受賞しました

2023年9月9日(土)~10日(日)に昭和大学 旗の台キャンパスにて開催された日本社会薬学会第41年会において、本学薬学科の光岡 俊成 教授が日本社会薬学会SP賞を受賞しました。

薬局におけるICT又は調剤補助員の利用が薬剤師の不足感と増員必要度に与える影響 -全国規模のインターネット調査に基づいて

現在、多くの薬局において、調剤を中心とする「対物業務」から、患者のフォローアップ、在宅医療やオンライン服薬指導などの「対人業務」への転換が迫られていますが、薬剤師不足により「対人業務」への転換が遅れている状況にあると云われています。また、国が掲げるデータヘルス改革が進む中、薬局では様々な薬剤師業務でICT(情報通信技術)を利用したり、調剤補助員を利用することで業務の効率化を行うことが期待されています。そのため、今回の研究で、現在、どのような薬剤師業務にどの程度の不足感が生じているのか、今後、薬剤師増員をどの程度必要とするのか、ICTや調剤補助員の利用でどのような影響が生じるかを調査しました。その結果、ICTや調剤補助員の利用は、今後、推進すべき「調剤後の対人業務」への転換に寄与していましたが、薬剤師の増員必要度も高くなることがわかりました。また、特に医療機関や他施設との情報連携にICTを利用することが調剤後の対人業務に効果的であることもわかりました。