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情報科学科特別講演会【北海道ソサエティ5.0化作戦 -先端半導体・インターネット・AIで創る次世代の北海道-】を開催しました

2025年12月5日(金)、本学は北海道大学名誉教授であり、北海道科学大学フェローでもある山本 強氏をお招きし、「北海道ソサエティ5.0化作戦 -先端半導体・インターネット・AIで創る次世代の北海道-」と題した特別講演会を開催しました。

山本氏は北海道大学大学院修士課程を修了後、富士通株式会社を経て北海道大学に着任され、長年にわたり研究・教育の双方でご活躍されてきました。コンピュータグラフィクスや情報ネットワークなど幅広い分野で卓越した成果を挙げられ、「気になったものは分解せずにはいられない」というエンジニアならではの探究心にまつわるエピソードも紹介され、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

山本 強氏

講演では、半導体産業を核とし、北海道を新たなデジタル産業の中核地域として発展させる「北海道バレー」構想が紹介されました。石狩における再生可能エネルギーを活用したデータセンター、札幌の通信ネットワーク中枢としての機能、千歳の半導体製造拠点、苫小牧の海底ケーブルおよびデータセンター拠点としての役割など、地域それぞれの強みを生かしながら、北海道全体を一つのIT基盤として形成するビジョンが示されました。関連投資は北海道開発予算を上回る規模が見込まれ、道路や上下水道といった「有形インフラ」から、ネットワーク・電力・ソフトウェアといった「無形インフラ」へ社会の重心が移りつつあることを象徴する取り組みとして注目されています。

一方で、こうした先端技術が私たちの生活にどのような変化をもたらすのか、現段階では十分に可視化されていない側面もあります。山本氏は、研究開発拠点の整備や人材育成の推進により、北海道から新たなビジネスやサービスを創出することが、道内の未来を切り拓く重要な鍵になると強調されました。ユーモアを交えた軽妙な語り口により、参加者は終始リラックスした様子で講演に聞き入り、次世代の北海道の姿に思いを巡らせていました。