電気電子工学科「フレッシュマンセミナー」において電子工作会を実施しました!
電気電子工学科の1年次開講科目「フレッシュマンセミナー」の中で、今年も電子工作会を実施しました。
電気電子工学科で学ぶ様々な知識や技術を実際の物にするための重要なツールの1つに「はんだ付け」があります。また、自分の手で組み立てた電子機器が実際に動く瞬間に居あわせることは大きな感動体験であり、その感動をこれから勉学を進めていく上でのモチベーションに繋げていくことを1つの目的として、電気電子工学科1年生には毎年恒例で電子工作を体験してもらっています。
今回、1年生に電子工作してもらったのは「バーサライタ」です。バーサライタは、一方向に並べた複数のLEDをコンピュータ制御により予めプログラムされたパターンに従って素早く点滅させます。これにより、手に持って左右に振ったり回転させることで、文字や図形が浮かび上がるという人間の目の残像現象を利用する電子的な機器(オモチャ)です。
今回、電子工作したバーサライタは、7個の黄色LEDとPICと呼ばれるマイクロコンピュータを組み合わせています。これにより、予めプログラムされているHAPPY!やHELLO!のような8種類の文字を表示できるのに加えて、DIPスイッチと押しボタンスイッチ(タクトスイッチ)を使って、自分独自の文字や図形をプログラミングして表示することもできるという、電気電子工学科オリジナルの作品になっています。もちろん、LEDもPICも半導体デバイスです。
完成すると、この写真のようになります。

また、DIPスイッチや押しボタンスイッチ、そしてマイクロコンピュータの簡易的な説明は以下のとおりです。


フレッシュマンセミナーの中では、最初に電子工作するバーサライタの紹介と、配布した電子部品類の紹介と確認、そして、中学生以来はんだ付けを経験したことがないという1年生が多い中で、上手くはんだ付けをするためのコツを説明しました。

そして、いよいよはんだ付けによる電子工作に取り組んでもらいました。




時には、まだ部品を挿していないプリント基板上の穴をはんだで塞いでしまい、新たな部品を挿し込めずに「困った」という1年生もいましたが、そこは強力な電動はんだ吸い取り器に活躍してもらい、無事に問題解決!
早い1年生は、1時間もかからずに完成。完成したら、3VのCR2032コイン型電池をセットしてスイッチオン!LEDが点滅するのを確認したら、一生懸命手で振って文字が見えるかどうかを確認してもらいました。
授業の終了時間までに全員完成。無事にフレッシュマンセミナーの電気工作会を終了することができました。




電気電子工学科では、新たな半導体デバイスを開発する研究はもちろんのこと、いろいろな半導体デバイスを知り、現実に役立つものとして半導体デバイスを活用する知識や技術について学ぶことができます。
今回、電子工作を体験した1年生が、これから勉強する半導体デバイスやプログラムを組み合わせることで、自分オリジナルの物が作れそうだ、と感じ取ってくれていることを期待しています。
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