2022年度タイ文化研修を実施しました

2023年2月17日（金）～22日（水）の日程で、2022年度タイ文化研修を実施しました。
学生6名と引率教職員2名の合計8名でタイの首都バンコクや世界遺産のアユタヤを訪問しました。

タイ国内のセブンイレブンを始め400社を超える企業を経営する会社（CP ALL）が運営するユニークな大学である、パンヤピアット経営大学（PIM）を訪問しました。
PIMには、サービス業・食物管理・ロボティクス・リベラルアーツ・教育・医療など、複数の学部が設置されています。

CP ALLとPIMの紹介やキャンパスツアー、キャンパス内のレストランでタイ料理のパッタイ（ライスヌードルを炒めた料理）を体験しました。また、PIMの学生との交流も行い、両大学の紹介とタイのパンダンリーフを用いた遊びや日本の折り紙やコマ・けん玉などで、両国の文化を体験しました。
「日本の文化とタイの文化をお互いに知れるいい機会になった」「住んでいる国は異なるが数時間で仲を深めることができ、大切な思い出になった」といった感想も聞かれ、充実した時間を過ごすことができました。

北海道の企業である株式会社北洋銀行がタイの首都バンコクに開設する、北洋銀行バンコク駐在員事務所を訪問しました。
タイの経済状況や為替を始めとした金融に関する知識、北洋銀行の海外展開支援事業、北海道企業へのサポート事例、タイ進出企業の動向などに関する講義を受けました。質疑応答の時間では、闊達な議論が行われ、所長の平田佳範さんから参加学生に対して、「失敗を恐れず、視野を広く持って挑戦すると必ず成長につながる」というメッセージもいただき、大きな刺激となりました。

1350年に建都されてから、1767年にビルマ軍の攻撃で破壊されるまでの417年間、王朝の都としてタイの中心であり続けた都市、アユタヤを訪問しました。
アユタヤは世界文化遺産として登録されています。バンパイン宮殿、日本人町跡、ワットヤイチャイモンコン、ワットプラスリサンペット、ワットマハタート、ワットロカヤスタなどを実際に見ることでタイの歴史を深く感じることができました。

参加学生の意思や希望を元にバンコク周辺でのタイ文化体験自由研修を実施しました。徒歩や公共交通機関を利用し、各所を移動しました。タイの王宮やウィークエンドマーケット・水上マーケット、近代的なショッピングモールなどを訪れ、タイで暮らす人々の生活や文化などを肌で感じることができました。

タイ文化研修に参加した学生からは「自分の知らないことをたくさん学ぶことで、色々な人と繋がることが出来た」「旅行では経験できない、現地学生との交流や訪問があるので良い経験になった」「文化の違いはもちろん、今まで気づけなかった自分との出会いがあった」といった感想も聞かれ、有意義な時間を過ごすことができました。
また、現地学生との交流や現地文化の体験などを通し、多様化への理解やこれからの学生生活での物事の捉え方や考え方、取り組む姿勢に変化を生み出すうえでの一助となりました。