「ひらめき☆ときめきサイエンス」フライヤーをメディアデザイン学科の学生が制作しました
「ひらめき☆ときめきサイエンス」フライヤーをメディアデザイン学科の学生が制作しました
「ひらめき☆ときめきサイエンス」は、最先端の研究成果の社会還元や普及を目的として日本学術振興会が実施している、全国の大学や研究機関が参加する事業です。
今年度は本学から8件が採択され、たくさんの小中高校生の皆さんにプログラムを受講いただきましたが、その広報のためのフライヤー制作をメディアデザイン学科の学生が担当しました。

左から、酒向藍以さん、荒田さくらさん、皆川理名さん、森一花さん
制作されたフライヤーは、主に札幌近郊の小・中学校と高校に合計87,870枚配布されました。
ひらめき☆ときめきサイエンス参加者アンケートによると、約7割の方がフライヤーをきっかけにご参加いただいています。魅力的なフライヤーをデザインしてくれた制作チームの活躍は大きなものです。

制作チームの4名からのコメント
下記について聞いてみました
Q1:取り組んでみた感想は?
Q2:4人のグループワークとして思い出深いことは?
Q3:今後のデザインワークの抱負をどうぞ!
■荒田さくらさん(3年)
Q1
私はイラスト担当でした。チラシ全体のラフを描いたり、人物はチラシの内容に沿って年齢感や表情を変えたりと工夫しながら描きました。
半年ほどで4枚のチラシのイラストを描くのは大変でしたが、完成させることができて良かったです。
Q2
1期の締切直前に初顔合わせをして、1週間で仕上げたことです。
Q3
終始穏やかなチームだったので非常にやりやすかったです。実際に配られるチラシのデザインを、チームで協力してやり遂げるという経験ができ、また、チラシを作るにあたりこの世にはどんなデザインがあるかを研究する機会になりました。この経験を活かして、これからもデザインワークにチャレンジしていきたいです。
■酒向藍以さん(3年)
Q1
私はデザインを担当しました。普段の自主制作とは違って制約が多いため、扱う内容に合うイメージやターゲット層を踏まえたデザイン等を考える時間が長かったです。また、文字の大きさや色、装飾の度合いなどを操ることで、たくさんの文字情報に優先順位をつけて配置するところがフライヤー制作で一番難しい部分だと改めて感じました。
Q2
共通の話題が多いので、打ち合わせ前後の雑談が楽しかったです。
Q3
今回は共同制作のため、メンバーそれぞれ作業を進めるペースが違うなかで連携して締め切りに間に合わせるのが大変でしたが、同時に有意義な経験になりました。卒業後会社に入ってからも今回のように共同で制作をすることが多いと思うので、今後学内外でまた機会があれば参加して慣れていきたいです。また、自主制作ばかりではなく依頼を請けて制作する経験も今後更に積んでいけるよう、積極的に行動したいと思いました。
■皆川理名さん(1年)
Q1
私は似顔絵担当でした。似顔絵を似せるのが難しくてすごく苦労しました。その時その時によって描く似顔絵の枚数が変わったりして、描くのが大変でしたが、すごく楽しかったです。
完成させることが出来て良かったです。
Q2
話し合いなどの時に会ってすぐにデザイン案などがまとまったことです。
Q3
初めてのデザインワークが素敵な先輩方とで良かったです。
穏やかなチームだったのでチャレンジして良かったなと思いました。
チラシの対象となる年齢層や趣味・関心を理解し、その層に響くフォントや配色、ビジュアルを選ぶようにする。ということをどうデザインに落とし込むかを「ひらめき☆ときめきサイエンス」を通して学べて嬉しかったです。
この経験を活かして、これからもデザインワークにチャレンジしていきたいです。
■森一花さん(3年)
Q1
DTPデザインの主に二期と四期を担当しました。チラシごとに載せる講座数が異なり、情報を見やすいようにレイアウトするのに苦労しました。ずっとモニター上で制作しており不安もあったのですが、実際に完成したチラシを見たときは達成感がありました。
Q2
全体的に楽しく打ち合わせや制作を進められたことです。初回の顔合わせ時に4年生の先輩からチーム制作に喧嘩はつきものと聞いていたので上手くいって良かったと思います。
Q3
今回はDTPデザインとイラストの担当がそれぞれ二名ずつという編成でしたが、どのメンバーにも個性や強みがあり参考になることばかりでした。自分にとって成長する機会となりましたが、同時に弱いところも見えてきたと思います。今後はデザインの基礎的な部分を固め、もっと引き出しを増やしていきたいと考えています。

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